木のお話

木のお話

こだわりふくろう
 

今回は、木についてのお話です。
家づくりには直接は関係ありませんが、木造の家を建てる人には興味がある話だと思いますので、気軽に読んでみてください。

まめ知識・・・木の年輪について


木の年輪について、こんなまめ知識があります。
年輪の中心部から木の周囲までが長い方が南で、短い方が北。
山で道に迷ったら、切り株を見て方角を知ることができる。
でも、これってホント??

 


このような画像の建物を建てる腕のいい大工さんも、木の生えていた向きで柱の向きを決める、つまり、矢印が長い方を南向きになるように柱を設置する、という話を実際にうかがいました。
でも、これってホントに意味のあること??

 

実は、間違いです。

斜面に生えている木は、谷側が年輪の中心部から周囲までが長く、山側が短くなります。方角は何の関係もありません。山で木を切っている人に教えてもらったから間違いありません。

木について少しは興味を持ってもらえたでしょうか?
これからも、不定期でこういったまめ知識も掲載していきます。