赤ちゃんに安全な家づくりと対策!こんな家は危険!

赤ちゃんに安全な家づくりと対策!こんな家は危険!

後悔してからでは遅い!こんな家づくりは赤ちゃんに危険!赤ちゃんに安全な家づくりと対策についてお話しします。
こだわりふくろう
 

こんにちは「理想の家づくり」の福来朗です。

 

安全対策は「早め」が鉄則!いつの間にか寝返り、ハイハイ、つたい歩きへとすくすくと育っていくにつれて、危険がいっぱい。今回は、赤ちゃんに安全な家づくりのお話です。

 

今日のキーワード

赤ちゃんの目線 ・ 早めに対策 

赤ちゃんに安全な家づくり

赤ちゃんに安全な家づくりで大事なことは2つあります。

赤ちゃん目線 大人と赤ちゃんとでは目線が全く違うので、赤ちゃんの目線だからこそ見えてくる危険があります。
早めの安全対策 赤ちゃんの成長は大人の想像よりも早いです。「早すぎるかなぁ?」と思ったときが、行動するタイミングです。

主な危険なものは7つ

危険① ダウンライト

ダウンライトの真下で寝て、見上げてみてください。ものすごく眩しく感じると思います。
赤ちゃんは歩けるようになるまで、ほぼ仰向けに寝ている状態です。赤ちゃん目線で考えてあげましょう。
【対策】
 ・シーリングライトにする(調光式もあります)
 ・ダウンライトにカバーをつける(光を拡散させます)
 ・ダウンライトの下で寝かさない

危険② 階段

特にスケルトン階段をリビングに設置する場合は、最も危険な組合せといえるでしょう。階段の裏側から頭をぶつける、スケルトンなので階段の踏み板と踏み板の間から落ちる、または頭や体が挟まってしまうといった可能性があります。一般的な階段だとベビーゲートを設置するなどの対策ができますが、スケルトン階段は対策がしづらいのでよく検討してから採用しましょう。

 

危険③ 吹き抜け

2Fの手摺・柵や壁から落下する恐れがあります。
【手摺や柵の場合の対策】
 ・柵の間隔を狭いものにして、赤ちゃんが間から落ちないようにする。
 ・柵を止めて透明のアクリルなどの壁に変更する
【90㎝くらいの高さの壁にする場合】
 ・壁に上れないように、近くに椅子など上れるものを置かない。
 ・そもそも吹き抜けに行かせない
2Fからの落下は、大けがにもつながるのでくれぐれも気を付けてください。

 

危険④ 暖房器具

【床暖房の対策】
赤ちゃんの皮膚は薄いので、大人よりも低い温度で低温やけどします。また、脱水症状の危険もあります。
赤ちゃんを寝かせる場合には、ベビーベッドで寝かせる方がより安全です。
【薪ストーブの対策】
薪ストーブは、設置しているとおしゃれですが、赤ちゃんには危険です。触るとやけどをします。大やけどに至る場合もあります。
パパやママが薪を入れたり、火がついていたりするので、赤ちゃんは触ってみたくなって、寄ってくるおそれがあります。必ずベビーゲートを設置して近寄れないようにしておきましょう。また、薪ストーブは乾燥しやすいので、加湿器の設置も忘れないでください。

 

危険⑤ 床材

フローリングでは、転んだときにケガをしやすいですし、おもちゃなどで床を傷つける事もあるでしょう。
【対策】
滑りにくくて、転んだときにもケガをしにくい、フローリングの上に敷くタイプの床材があります。
 ・ラグマット、タイルカーペット、コルクタイル
タイルカーペットやコルクタイルなどのつなぎ合わせて敷くタイプのものは、食べ物や飲み物をこぼすと、目地から床へと汚れる場合があります。表面だけを掃除しないで、フローリングまで気を付けてください。カビや思わぬ汚れの原因にもなりますので注意してください。

 

危険⑥ 家具やテレビ

赤ちゃんがハイハイやつかまり立ちができるようになると、危ないことが増えてきます。特に、倒れやすいものは固定しておくと安全ですし、地震対策にもなります。テレビはテレビ台に置くよりも、壁掛けテレビにする方が安全です。壁掛けテレビを設置する場合には、設置用の下地を家づくりの打合せ段階から「ここに壁掛けテレビを設置します。」と依頼しておくとスムーズに取付けができます。

 

危険⑦ 家具の配置

家具などによじのぼって、窓から転落する事故が増えています。椅子などの家具を窓や柵の近くには置かないようにしてください。

こだわりふくろう
 

赤ちゃん目線で、早めの安全対策を心がけましょう。

 

今回のお話はここまでです。
次回は、子育てしやすい家づくりとおすすめグッズについてお話しします。