モデルハウスなどの住宅見学会の種類と特長は?

モデルハウスなどの住宅見学会の種類と特長は?

住宅見学会、とりあえず見に行こうはダメ!モデルハウス、完成見学会、構造見学会、入居者見学会、動画配信・・・、それぞれの特長と目的を知ってかしこく見学!
こだわりふくろう
 

今回は、見学会についてのお話です。

みなさんの家づくりのスタートともいえるのではないでしょうか?
興味のある住宅メーカーの家を実際に見ることができるのですから、ぜひとも足を運んで体感してください。

 

今日のキーワード

目的と注意事項 ・ モデルハウス ・ 完成見学会

見学会について

家を見学するには、4+1の5つのパターンがあります。

  • 実際に家まで行って見るパターン(①モデルハウス ②完成見学会 ③入居者見学会 ④構造見学会 )
  • スマホやタブレットなどでいつでも見えるパターン(⑤動画(Youtube他))

 

「この住宅メーカーは気になるから、とりあえず見に行こう!」という方が多いと思いますが、これではもったいないです。見学会を有意義なものにするためにも、以下の内容を参考にして見学会に参加してみてください。

 

 

目的と注意事項

目的 注意事項
情報収集

住宅メーカーの特長や他社との違いを知る。
住宅設備や間取りや広さを確認して、自分の家づくりに役に立つ情報を集める。
(例:間取り・仕上げ材・住宅設備・照明の仕方など)
見学会に行った住宅メーカー以外に依頼する場合にも役立ちます。

体感

住宅メーカーのウリを自分で見て触って確かめる。
カタログやモニターでは伝わらないものを体感しに行く。
(実際の雰囲気や、木の質感や触り心地、床暖房であれば床からの温まり具合など)

対応の確認

住宅メーカーの対応を確認。
依頼から完成までは何か月以上もの間、完成してからは長い間、付き合っていくわけですから、気分よく付き合いたいですよね。
また、車や服などの完成品を買うのではなく、あなたと共に家づくりをするパートナーを選びに行くわけでもあるのですから、担当者に家づくりの知識があるかどうかも重要です。
カタログやホームページにあるような質問にしか答えられないようであれば、担当者の実力に「?」がつきますよね。疑問に思ったことや知りたいことはどんどん質問してみましょう。担当者の実力を判断できます。くれぐれも「契約してからの担当者はきちんとしているだろう」という甘い希望はもたないことです。
実力に「?」がつく人を窓口に配置している会社ですから、契約してからの担当者も似たようなものだと思って間違いはないんじゃないでしょうか。

予約

見学会に行くのに予約が必要な場合があります。
HPやSNSで予約の有無の確認や、予約の申し込みができます。

 

見学会の種類と特長

見学会の種類と特長を紹介します。

モデルハウス


見学用に建てた家で、実際に建てる家とは違う場合がほとんどです。PRを主な目的としているので、一般的な家に比べて2倍近い広さで、理想の家を展示しています。特に、1つの敷地に複数の住宅メーカーが集まっている住宅展示場はこのケースが多いです。また、1つの敷地に1つの住宅メーカーが複数の家を展示している場合があります。この場合は、実際に建てるような家を展示している場合が多いです。

 

完成見学会


その住宅メーカーで実際に建てた家を見学します。完成してから住むまでの間に見学会をするので、期間限定になります。気になる住宅メーカーのHPやSNSは要チェックです。入居者の家族構成も聞いてみてください。入居者の家族構成を知ると、あなたの家の間取りや広さなどを決めるのに参考になります。また、ドアの建て付けや仕上げ具合などの細かなところもチェックしてください。
品質が良くても悪くても、あなたの家も同じようなレベルに仕上がることが多いです。

 

こだわりふくろう
 

まだまだ、見学会については話したりませんが長くなりそうなので、次回に続きます。