【今日のキーワード】
基地が大きくなった ・ コンセント ・ 分からない
今回は、ロボット掃除機の基地のお話です。
ロボット掃除機を買い替えたら基地が置けなくなった!なんてことにはならないための設置場所の作り方です。
最近の基地は、以前に比べ大きくなっています。ごみを貯められるように高さが高くなっているものがあり、高いものだと30㎝程度のものや60㎝近いものもあります。ここまで高いと、今まで設置できていた階段の下部やソファの下などには設置できなくなりました。
実際にあったお話です。新築当初は問題が無かったのですが、ロボット掃除機の設置場所を階段の1段目の下にしていたので、買い替えるときに、基地の高さが高くなっていて、設置場所への収納ができないことから、買いたいロボット掃除機が買えなかったという失敗例があります。
基地の変化に対応できる場所が一番ベストだと思います。
プライベート空間 | シューズクローゼットや寝室、サニタリールームや家事室やファミリークローゼットなどにロボット掃除機用のコンセントを設置して基地として使うのもいいでしょう。 |
---|---|
納戸 | 納戸内に基地を設置するのであれば、基地が普段は目立たなくていいと思います。 |
可動棚の最下段 | 収納やパントリー、シューズクローゼットの靴箱などに可動棚を設置して、最下段を基地として使うことができます。今後の変化に対応しやすいです。 |
寝室
納戸
パントリー
横幅:約45㎝
奥行:約40㎝
幅と奥行は、ロボット掃除機のサイズがそんなに変わっていないこともあり、今のところはこれくらいで大丈夫です。しかし、基地の高さは、どんどん高くなってきていますし、基地に溜まったごみを基地の上から取り出すので、設置場所の高さは1m以上必要になるものもあります。高さについては、サイズの記載が難しいです。
コンセント | 充電をするから絶対に必要です。さらに、拭き掃除用のロボットやコードレス掃除機を置く場合は、電源が2口以上必要になります。 |
---|---|
クリーニングブラシ | クリーニングブラシで窓枠やテレビや巾木などに溜まったほこりを掃いてから、ロボット掃除機を作動させると便利です。ロボット掃除機のそばに置いておくと、使い勝手がいいです。ポイントは、壁を傷めないように柔らかいクリーニングブラシを使うことです。 |
コンセント
クリーニングブラシ
巾木がないと、ロボット掃除機があたってビニールクロスや漆喰などを傷めます。壁の仕上げ材を守るためにも巾木は必要です。和室の場合は、たたみ寄せを「巾木と同じ高さにして!」と指定してください。
基地の高さが高くなったように、今後の掃除機や基地のサイズはどうなるかは「分からない」です。もしかすると、高さが高くなってきた流れとは逆に、基地に貯めたごみを布団圧縮機のように圧縮すると、基地が低くなったりスリムになったりするかもしれません。また、床を拭いたり窓を拭いたりするロボット掃除機も登場してきて、掃除機のサイズどころか数まで分からなくなってきました。つまり、設置場所としてどの程度の空間が必要かは分からないです。
このような数や大きさの変化に対応できるように、設置場所の余裕をもった空間づくりが大切です。
せっかくの家づくりですから、がんばってロボット掃除機の基地も考えましょう。今後を考えると、リビング階段の下やテレビボードの下はおすすめできません。ただし、今のところは階段を上れるロボット掃除機は無いので、スキップフロアの家には不向きです。
今回のお話はここまでです。