何をどこで見るのが正解??

何をどこで見るのが正解??

写真やモニターで材料決めをするのはプロでも無理!プロが自宅でした見本決めの仕方は?
こだわりふくろう
 

今回は、「見ること」についてお話しします。

 

今日のキーワード

見ること ・ 現物 ・ その場

見ること

見るといってもモニター上や紙面上で見ることではありません。
見ることとは、「現物を見ること」と「その場に行って見ること」の2つです。

現物を見ること

キッチンやトイレや浴室などはショールームで現物を見ることをおすすめします。
大きさや質感を見るだけでなく、ショールームのスタッフが商品の説明や使い方やメンテナンスについても説明してくれます。写真やモニターで見た時と、現物を見た時では、違う印象を持つこともあります。
また、屋根材・外壁材・照明・床材・収納部材・ドア・シャッターなど様々なものも見ることができます。
壁紙やタイルやペンキなどは、現物のはいったカタログがあります。
実際に見て、触って、色や風合いや触った感覚で選ぶことをおすすめします。特にショールームでは、靴を脱いで床材の上を歩いてみてください。私は商品によって足ざわりが全く違うので驚きました。

その場に行って見ること


画像のような図面や模型を見て、正確に部屋の広さや高さが分かる人は、ほとんどいないと思います。

  • 自分の家で寸法を計ってみること。
  • 完成見学会に行って部屋の寸法を聞いてみること。

をおすすめします。
こうすることで、これから建てる家の部屋の広さや高さがイメージしやすくなります。また、窓の大きさや天井・壁・床の色もよく見てください。白い色は広く高く感じ、濃い色は狭く低く感じるはずです。

 

 細かい話しですが、天井の色を壁より濃い色にすると天井が低く感じられます。

 

こだわりふくろう
 

私のおすすめは天井と壁を同じにして、廻り縁を付けないことです。
廻り縁を付けないことで、天井と壁の境を曖昧にして、より広く感じさせる効果があります。

天井と壁の境を曖昧にさせると広く感じる

天井と壁の境をはっきりさせると狭く感じる

納得のいく家づくりをするためには、ご自身の足を使って動くことが大切です。そうすることであなたの家が本当に納得のいくものになるか、こんなはずじゃなかったとなるかの分かれ道になると思います。

 

補足

土地選びの際は、朝・昼・夜に加えて、平日と祭日、大雨や台風の後などに、行って見てください。
条件を変えて見に行くと様々なことが分かります。

  • 渋滞がすごい
  • 抜け道になっていて危険
  • 隣家や工場の騒音がうるさい
  • ゴミ置き場が遠くて大変
  • 田んぼや水路の近くで虫が多い
  • 大雨の後、土地の水はけが悪い・・・   など

ものすごく大変ですが、これから一生住むのだから、あらゆる状況を考慮してみてください。
大雨や台風の水害を確認するのは大変ですから、徳島県の方であればこんなサイトで情報を得ることもできます。
【参考サイト】
徳島県水防・砂防情報マップ徳島県の津波浸水想定図徳島県防災・減災マップ徳島市のハザードマップ

こだわりふくろう
 

次回は、「イメージすること」について掲載いたします。