アクセントクロスの使い方・実例解説!

アクセントクロスの使い方・実例解説!

実は多いアクセントクロスの失敗。初めての家づくりで後悔しないためにも、実例を解説します。参考にしてください。
こだわりふくろう
 

今回も、アクセントクロスのお話です。
実例を解説していきます。

アクセントクロス実例

例1

滞在時間の短いトイレは飽きがきにくいので、アクセントクロスにおすすめの場所です。

特に、お客さんがあまり使わない2Fのトイレは、思い切った色使いをしてみては?

例2

黒色や濃い紺色は要注意!

汚れが目立ちやすく、こすったり、水拭きしたりすると変色する場合があります。カットサンプルをもらって試してみて、納得してから採用することをおすすめします。天井だと汚れにくく、触ることもほとんどないのですが・・・。

例3

本物のレンガだと高級感があり、照明で凹凸もでるのでおしゃれになります。

しかし、レンガ柄のビニールクロスは、凹凸感が出にくく安っぽくなるのでご注意を!

例4

木目はもともと凸凹がないので、安っぽくなりにくいです。

正面の壁一面を上部と下部で色分けして、下の白色のクロスが木目を引き立たせています。建具と色目を合わせているのもGood!

例5

家具や壁の棚とアクセントクロスの色目を合わせて、部屋の色数をおさえています。ベースの白色と茶系に緑を加えて3色にしてまとまりがあります。

例6

キッチンだけ天井を少し低くして、木目調にしています。床と同じ材料でない限りは全く同じ色にできないので、天井を少し濃い目にしているのがポイント。

ベースの白色(天井・壁)+ 茶色(キッチン天井・床・家具・棚・ブラインド)+ 黒色(建具・金具)でまとめています。

が、カウンターの青系のアクセントクロスがマイナスポイント。その上、カウンターの巾木の白色が悪目立ちしているのでさらにマイナスポイント・・・。

例7

失敗もありえるのですが、

思い切ってストライプのアクセントクロスで、家具・ブラインドなどの色味をおさえて、スポットライトでアクセントをつけています。

例8

アクセントクロスの巾木のところが少し気になりますが、淡い色なのでOKかな?と思います。淡い色のアクセントクロスは、子供部屋にもおすすめです。子供の成長と共に好みも変わるので、主張が強い色や柄にすると、嫌がる時期が来ないか心配です。

例9

主張の強いアクセントクロスですが、アクセントクロスに白色があるので、窓枠と巾木が白色でGood!マッチしています。アクセントクロスの青系の色に、巾木の色を合わせられないでしょうし、合わせられたとしても白色の壁のところが変になります。この部屋の巾木の色は、白色の一択だと思います。

例10

部屋の奥に後退色のグレー系のアクセントクロスを採用しているのですが、面積が広いこともあり、もう少しおさえた色のグレー系がよかったと思います。そうすると、もう少し、奥行きが感じられたと思います。また、濃い色のグレー系なので、白い巾木が悪目立ちしています。

例11

テレビの後ろ側をエコカラットにしてアクセントにしてる例です。採用されている方は多く、ビニールクロスとは材質が違うので、おさえた感じの色味のエコカラットにしてもおしゃれになります。

例12

こちらもエコカラットです。

入り口から遠い壁を後退色の薄いグレーにしているのはGood!タイルの目地を半分ずつずらしている(馬踏み目地)のもGood!広い面積になると目地がタテヨコでまっすぐ通るよりもおしゃれです。せっかくタイルをこだわっているのだから、目地までこだわってください。

また、カーテンの色を壁のグレーよりも濃いグレーにすることで、部屋全体が膨張するのを防ぎ、まとまりのある引き締まった寝室にしています。飽きがきにくく、センスがいいと思います。

 

こだわりふくろう
 

今回のお話はここまでです。
みなさんの家づくりに役立ててくださいね。