ワークスペースの作り方

ワークスペースの作り方

ワークスペースの他にも、家計簿をつけたり、ちょっとした趣味の場所として活用できるスペースの作り方!自分好みのポイントをおさえたお話です。
こだわりふくろう
 

【今日のキーワード】

 日差し ・ 通気 ・  高気密高断熱住宅  

 

今回は、ワークスペースのお話です。
コロナが第5類になり、在宅勤務の方は減っていますが、それでも出社しないで在宅ワーク(リモートワーク・テレワーク)する方はまだまだいます。副業でのSNSをされる方にも必要なワークスペースの作り方のお話です。

作り方のポイント 6

ご自宅で仕事をするスペースの作り方のポイントは、6つあります。ポイントをおさえて、ご自分に快適なワークスペースづくりに役立ててください。

1. 場所

LDK 小さなお子さんを見ながら作業するのに便利です。ダイニングテーブルやスタディスペースを代用してパソコンを使う方が多いでしょう。
寝室 寝室の一角に机を置くことになります。ベッドや机・ドレッサー(化粧台)を置くときは、部屋の広さに注意してください。家づくりの打合せの段階で、図面に家具を描いてもらうと部屋の広さを決めやすいです。レイアウトが決まると、コンセント計画もスムーズに進みます。
ワークルーム 在宅ワーク用の専用の部屋を作る場合です。広さは2~3畳程度でも大丈夫で、天井高も一般的な2.4mか、少しくらい低くても問題はないでしょう。
その他 多目的ルーム・ランドリールーム・趣味室などと兼用にすると、コストダウンにもなります。壁面に収納する机を設置すると、使い終わって机をたたむと、他の用途にも部屋を使いやすいです。子供が巣立った後、子供部屋をワークルームにするという方法もあります。

2. 机

奥行
ノートPC 60㎝以上 40㎝以上
ノートPC+モニター 100㎝以上 60㎝以上
デスクトップPC 60㎝以上 60㎝以上

机以外にもプリンター・本・文具類などの収納場所も必要になります。
例としては、
・机の下に台を作る
・机の上に棚を作る
・収納ボックスを設置する・・・などがあります。

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3. 音

子供が家にいるときに在宅ワークをする場合に、「音」は要注意です。仕事に集中できなくなりますし、WEB会議だと特に困ります。リビングやダイニングにワークスペースを設ける場合は、夏休みや冬休みなどの長期休暇、夜などに仕事がしづらくなります。音問題を理解した上で、リビングやダイニングをワークスペースにしてください。LDKと違う階にワークルームを作る方が音問題は解消しやすいです。

4. エアコン

忘れずに設置計画をしてください。
ワークルームのような専用の部屋を設置するときは、隣の部屋と共用でエアコンを使うのか?別々にエアコンを設置するのか?を検討する必要があります。高断熱高気密の家だと、共用してもエアコンの効きがいいでしょう。

5. コンセント

OA機器は、消費電力が小さいのでブレーカーが落ちることを気にしなくても大丈夫でしょう。
問題はコンセントの配置で、OA機器を置くすぐ近くや、机のすぐ前にコンセントを設置すると便利です。USBをさせるコンセントもあります。

6. ネット回線

大抵の場合はWi-fiでも大丈夫ですが、WEB会議や大容量のデータのやり取りがある場合は、有線LANの方がより高速で安定しているので安心できます。ルーターの接続台数にも注意してください。お手頃価格のものだと接続台数は10~15台程度が多いようです。
しかし、夏休みなどの場合は、家族全員(4人の場合)が家にいると・・・、スマホ×4台、テレビ×2台、パソコン×1台、タブレット×1台 これで合計8台です。(※、電源をオンにしていると、接続台数にカウントされます。)
まだまだあります。プリンター、ロボット掃除機、冷蔵庫などの家電製品、ドアホン、アレクサなどのスマートスピーカー・・・。意外と多いですし、今後を考えると、増えることはあっても減ることは考えづらいので、余裕を持ったWi-Fiルーター選びをしてください。また、近頃は、外出先からでも、お湯はりができる浴室やエアコンのON/OFFも可能です。家づくりのときに検討してみてください。

便利グッズ

モニター デュアルモニター。モニターが2つあると作業が快適にはかどります。2つのアプリを同時に見ながら作業するのに便利です。
イス 何時間も座り続けるのですから、オフィスチェアやゲーミングチェアがおすすめです。疲れにくいので作業がはかどります。腰痛持ちの人にもおすすめです。
吸音材

高断熱高気密住宅にすると音が響きやすくなります。
対策としては、
設計段階・・・吸音ボードを張る。(天井面に張ると目立ちにくいです。)
住み始めて・・・住み始めてから気づいた場合はカーテンやラグマットは吸音効果があるのでおすすめです。

ドアホン(子機) 持ち運び可能なドアホンの子機があると、ワークスペースに持ち運びができるので宅配便の受け取りや来客などに便利です。
デスクトップパソコンの本体部分を直接床に置かないようにしてください。ホコリは床にたまり本体のファンから吸って故障の原因になる場合があります。ホコリは床の上にあることが多いので、少しでも高い位置に本体を設置するとホコリを吸い込む量が減ります。

※、室内でペットを飼われている方はペットの毛はパソコンの故障の原因にもなりますので、ワークスペースにペットが入って来ないようにドアを付けるなどの対策をされた方がいいと思います。

まとめ

快適なワークスペースのためのポイントは6つ!
場所・机・音・エアコン・コンセント・ネット回線。

 

こだわりふくろう
 

今回のお話はここまでです。