プロジェクター vs 大画面テレビ

プロジェクター vs 大画面テレビ

映画やスポーツは、大画面で見たいですよね。でも、あなたに向いているのはプロジェクター?大画面テレビ?それぞれの特長とあなたに向いている方をお話しします。
こだわりふくろう
 

今回はプロジェクターと大画面テレビについてです。
映画やスポーツを見るのは、大画面でスピーカーをつけると臨場感があって迫力がありますよね。今回はそんなときに役立つお話です。

大画面&大音量で見るには?

大画面テレビ・プロジェクター どちらを選ぶ?

【おおまかな比較】

おすすめ 解説
画面の大きさ プロジェクター 大きくも小さくもできる
移動 プロジェクター 白い壁があれば見ることができる
明るさ テレビ 昼間でも見やすい
価格 テレビ 50インチくらいの大きさならテレビが安い場合が多い

※、プロジェクターは、起動に時間がかかるのと、投影距離が必要になります。

 

【おすすめ】
プロジェクターは、デメリットを理解したうえでも大画面で見たい人。
テレビは、オールマイティを望む人。

 

設置

テレビ テレビ台に置く場合や壁掛けにする場合でも、常にテレビは設置した状態。
プロジェクター プロジェクターは使用時だけ設置する場合と、天井や台の上に常時設置する場合があります。スクリーンは白い壁に映すタイプ、壁にフックを付けておいてタペストリーのように引っ掛けるタイプ、天井や壁に固定しておいてロールスクリーンのようにスクリーンを上げ下げできるタイプの3種類があります。

 

配線

できれば配線は、隠してスッキリとしたいですよね。
新築のときなら壁の裏に配線を通すことも可能です。また、Wifiやbluetoothなどの無線で接続するタイプもあります。
有線接続する場合は、買い替えや規格の変更によって配線を変える場合があります。
隠ぺい配管がおすすめです。

視聴

以前は地上波のテレビとレンタルビデオを借りて見るぐらいでしたが、最近は、amazon primeやDAZNなど様々な視聴方法がありますので、ネット環境だけは整えておいた方がいいでしょう。Wifiでも問題はないでしょうが、有線LAN接続の方が安心はできます。ネットゲームする場合は有線LAN接続の方がおすすめです。

 

電源

テレビを壁に掛けたりテレビ台の上に設置する場合は、設計の段階で決めておく必要があります。プロジェクターであれば、机の上に置いて延長コードでつなぐこともありえますが、常に設置する場合は、設置場所とコンセントの位置を決めておきましょう。

 

スピーカーの設置。壁に1つ付けるサウンドバーか、複数台設置するかになります。

 

反響

最近の家は高断熱高気密化が進んだこともあり、音が反響する家が多くなっています。
反響をやわらげるためには以下のようなものがあります。
 吸音天井材・吸音パネル(DIYで画鋲で取り付けられるものもあります。)
 エコカラット・カーテン・じゅうたん・タイルカーペット・ラグマット
※、斜め天井にすると音が拡散します。

 

地下室

もの凄くこだわるのなら、雑音が入ってきにくい「地下室」を設置するという方法もありますが、費用がかかります。

 

こんな使い方も

スピーカーとスマホをbluetoothでつないで音楽を聴くこともできます。

 

安くするなら

テレビとプロジェクターの両方では高額になるので、大画面のテレビのみにすると設置場所も1か所ですみます。
寝室では、夜に見ることが多いのでシーリングライト+プロジェクターにすると費用をおさえることができます。

VS妻

我が家の新築時に、
頭の中では「この際だから音にもこだわって5.1chにしようか、天井にスピーカーを設置しようか・・・」
っと色々と考えて迷っていたら、妻が一言
「邪魔!」
この一言でスピーカーを壁に1つ固定するサウンドバーになりました。
子供が小さな家庭の場合は、スピーカーは倒れたりぶつかったりすると危険です。
スピーカーを設置する場合は、準備だけをしておいて、ある程度子供が大きくなってからの方がいいでしょう。

 

注意点

吹き抜けリビング 家族が寝たから、1階のリビングで映画を楽しもうと思っても、2階の子供室に音が伝わるので大きな音にしづらいので注意です。
プロジェクター 昼間に見たい場合は、周りが明るいので画質が悪くなります。
下地 テレビやプロジェクターを固定したい場合は、プラスターボードには固定できないので、建築時にコンパネなどのビスがよく効く下地をいれてもらう必要があります。
配線 配線を隠したい場合は、新築の際には設計の担当者と打合せが必要です。Wifiやbluetoothで接続できるものもあるので検討してください。
こだわりふくろう
 

今回はここまでです。