今回は点検口についてです。
点検口については、家族間で意見が分かれることはないと思うので、割とスムーズに決まっていくと思います。
もしもの時 ・ 見えない箇所
点検口とは、天井裏や床下の点検や作業するための出入り口として設置するものです。
普段は必要のないものですが、もしもの時にあるとないとでは大違いです。
床下収納も点検口になります。
雨漏り ・ 浸水 ・ 水漏れ ・ 配線や配管の変更や修繕 ・ 構造体の点検や修繕 などの場合
点検口がなければ、天井や床に穴を開けることになり、工事費用や工期が大変なことになります。
そこで、あらかじめ天井や床に点検口を設置することにより、余計な工事費用や工期が掛からないようにするために設置します。
例えば、
画像のようなステキなリビングに修繕のためだからと、天井や床に穴をあけたくないですよね、、、
設置場所としては、1階と2階の間の天井や1階の床に設置します。
推奨 | 目立たない場所 |
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要注意 | 特に緩勾配の屋根の場合、外壁面近くだと天井裏に入れない |
おすすめ設置場所 | 浴室・脱衣所・収納・クローゼット |
推奨 |
目立たない場所 |
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要注意 |
床掃除のとき、クイックルワイパーが金具に引っかかる |
おすすめ設置場所 |
和室の畳の下・脱衣所(ドアから離れた場所がいい)・収納・クローゼット・ |
私がベストだと思ったのは、畳の下に床下点検口を設置したお宅です。
これなら目立たない、邪魔にならない、必要なときは畳をとれば簡単に床下に入れます。
ただし、普段目にしない分、いざというときに忘れている場合があるので要注意です。
※、ユニットバスには大抵の場合に天井点検口がついています。
今回のお話から少しそれるのですが・・・
点検口とはしごのセットの商品です。
天井点検口 | ネズミ捕りや害虫対策品の設置 |
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床下点検口 |
保管庫として(瓦やタイルなどの新築時にあまったものを保管しておくと修繕時に役つ) |
へそくりの置き場所としても使えますが、そこは自己責任で・・・。
今回はここまでです。