見積りのホントのこと ②

見積りのホントのこと ②

建築のプロはこうして自宅を建てた!品質を維持しつつ費用を抑える方法とは?本当の比較見積りの仕方をお話しします。
こだわりふくろう
 

今回は、③プラン統一型の比較見積りについて詳しくお話ししていきます。
特長をきちんと把握して、うまく活用すれば「こだわりの新築・注文住宅がより安く」建てられる一番の方法です。

 

今日のキーワード

期待 ・ 比較見積り ・ プラン提案型 ・ プラン統一型 

見積りの種類と特長 ③

③プラン統一型比較見積り

おすすめする場合

こだわりの新築・注文住宅の品質を維持しつつ、建築費をより安くしたい人や、家づくりをイチから建築士(設計者)と一緒にしていきたい人におすすめ。

 

特長

①の1社見積り・②のプラン統一型比較見積りとは違って、依頼する業者が設計を担当する建築士事務所と施工を担当する住宅メーカーの2社に分かれます。官公庁が発注する小学校や公民館などの公共施設、ビルや工場などの商工業施設から一般的な家まで、この方式で行われることは多くあります。

 

メリット

本当の比較見積りができることです。
設計図書(図面)を完成させてから(完成する家が決まってから)比較見積りを行います。つまり、建材や工法は設計図書で決めて、建築費の抑制は価格競争で行います。
また、引き渡し後の家の相談が、設計業者と施工業者の2社でできます。
「仕様が違うから安い?」「工法が違うから高い?」などは考える必要がなくなります。

 

デメリット

建築士事務所と住宅メーカーの2社を選ばなければならないことです。
各建築士事務所には、コスト重視・デザイン重視・バランス重視などさまざまな特長があるので、自分たちが建てたい家と特長が合う建築士事務所を見つける必要があります。
※1、建築士事務所に依頼して失敗した場合は、自分たちの希望と建築士事務所の特長が合っていないことが多いです。
※2、受注するために利益を圧縮しているので、手抜き工事などの不具合が起きる場合があります。

 

進め方
ポイント

家づくりが成功するか?失敗するか?は、
自分たちの希望に合う建築士事務所に依頼するかどうかです。

ポイント 手抜き工事などの不具合をさせないために、設計を担当した建築士事務所に現場の監理を依頼して、【プロのチェック!】で品質を確保することをおすすめします。

「理想の家づくり」

当サイト「理想の家づくり」では、③プラン統一型での家づくりを主にサポートしています。
当サイトの会員の方々は、不正競争をしない旨を規約で約束しています。また、見積書のチェックをして、不正の痕跡があれば比較見積りを無効にするなど、さまざまな対策もしています。不正をした見積書を見ると必ず痕跡があるので、コツさえ分かれば大概は見抜けます。
みなさまの家づくりに合った建築士事務所をご紹介し、「徳島でこだわりの新築・注文住宅をより安く」をモットーに活動しています。

 

建築士事務所の活用法

自分たちは生徒、建築士は先生だと思ってください。
建築のプロ=担当者とのイチからの家づくりなので、分からないことは「柱と梁の違いは何ですか?巾木って何ですか?」など、初歩的な質問を恥ずかしがらずにしてください。また、どちらにしようか迷ったときは、それぞれのメリットやデメリットを聞いたり、建築のプロだったらどちらを選ぶか?なども聞いて下さい。会員の方々は、分かりやすく教えてくれます。

②プラン提案型と③プラン統一型の違い

プラン提案型 プラン統一型
家づくり プランの中から自分好みに 自分好みの家を建築士とイチから作り上げる
比較する 住宅メーカーをプランで選ぶ 施行する会社を金額で選ぶ
順番 依頼先を絞ってから細かな家づくり 建築士事務所→施工会社を決める
ポイント

見積内容を理解して比較する
安すぎる見積書に注意!

自分たちにあった建築士事務所を見つける
監理でいい家づくり

最後に

見積りをするときに、どんな期待をするのか?をきちんと決めて、自分たちの期待にあった見積り方法を選び、そこから納得のいく家づくりをはじめてください。

 

こだわりふくろう
 

今回のお話はここまでです。