「天井高はなるべく高く!」だけではもったいない。
開放感 ・エリア分け ・巣籠もり感 などなど、工夫できることはいっぱいあります。
天井をおしゃれに見せる工夫を紹介します。
こだわってほしい天井高 ②
天井高を高くするメリットとデメリットをお話します。
照明が故障したら?天井裏の点検や修繕は?
後になって思わぬ後悔をしないために。
照明が故障したら?天井裏の点検や修繕は?
後になって思わぬ後悔をしないために。
今回も天井高についてです。
何事も必ずメリットがあればデメリットもありますので、両方を把握したうえであなたの家の天井高を決めてください。
メリット ・ デメリット ・ 掃除
天井高を高くするメリットは分かりやすいと思いますが、デメリットも重要です。「こんなはずじゃなかった。」ということになるか、「こんなことは分かっていた。」ということになるかの分かれ目です。
・開放感や高級感がある。
・高窓を設置するなどして、光をとりいれやすい。
・通気性が良くなる。
・建築費が高くなる。
・光熱費が高くなる。
・高窓や梁の掃除が大変。
・天井から吊るしているペンダントライトなどのコードについたホコリの掃除や照明の交換が大変。
・より広い畳数のエアコンが必要になる。
吹抜けにすると・・・さらにデメリットが増えます。
・音や臭いが家じゅうに広がりやすい。
・梁の上側やシーリングファンの掃除が困難。
・照明が切れたら、交換の時、届かない。
・蜘蛛の巣が張ったら最悪!
・蚊や蜘蛛が高いところに逃げたらどうしようもない。
・吹き抜けにした分の部屋が減る。
①吹き抜け ・・・ 天井高を一番高くする位置
②梁の上 ・・・ 梁全部を見せる位置
③梁の中間 ・・・ 梁の一部を見せる位置
④梁の下 ・・・ 一般的な天井の位置
天井高を高くすると開放感や高級感がでますが、いいことばかりではありません。
それでも高くするか?は、デメリットも把握したうえで決めるといいと思います。
今回はここまでです。
次回は、天井高を低くすることや、各部屋別の天井高についてお話しします。