今回はニッチについてです。
かなりポイントを絞った話題になりますが、ちょっとしたことで見た目と使い勝手がよくなります。
ニッチを制する者は家づくりを制す!
何やら、「左を制する者は世界を制す!」とか「リバウンドを制する者は、ゲームを制す!」 みたいですが・・・、
これくらい今回は気合が入っているということです。
失礼しました。 話を戻します。
ニッチはほとんどの部屋で活用することができます。
まずは、玄関から。
ニッチの作りや飾るものやによって、ガラリと雰囲気が変わります。
入り口をおしゃれにアクセント。
玄関周りにあると使い勝手がいいです。
スリッパ収納
床に置くよりニッチにした方がスッキリ
ロボット掃除機もすぐに使える
カギの収納
ニッチの得意分野
小さいモノの収納にはこれ!
他にも靴を履く際に便利な格納イスやニッチの壁面を有効ボードにしてカギをかけることもできます。
リモコン収納
インターフォンや湯沸かしのリモコンの収納場所として
コンセントを付ければ
鍋やホットプレートも
小物収納
好きなモノを
趣味のモノや本なども
調味料を置く場所として、コンロ近くに設置すると便利です。
消臭剤や芳香剤置き場としても
掃除用具やトイレットペーパーのストック置き場に
ベッドの頭上(スマホ・眼鏡置き場+コンセント)
ドライヤーもすぐ使えて、しまうのも楽
歯ブラシ・歯磨き粉などの収納に
フタで隠さないようにするのがおすすめ。
フタをすると濡れた歯ブラシが乾きにくくなり、
雑菌やカビの繁殖につながる恐れがあるから
正面は鏡、側面をニッチ収納にすると部屋が片付く。
注意①
ニッチはおしゃれで便利だと思っても、多用しすぎると見た目が悪くなります。
LDKのような広い箇所では2か所まで、トイレや洗面のような狭い箇所では1か所がいいのではないでしょうか?
注意②
また、どこにでもニッチが設置できるというものでもありません。
設置できない場所としては、外壁面・耐力面材や筋交いがある場所です。
注意③
ニッチの下の面でビニールクロスや漆喰などの壁の材料を使っていることがありますが、おすすめは木です。
ホコリがたまったり、汚れたりして掃除が大変です。木の方が掃除がしやすく汚れにくいです。
ビニールクロスや漆喰だと掃除が大変に
木にすると掃除がしやすく汚れにくい
ニッチの奥の面について、壁と同じ仕上げ材もいいですが、ニッチの面積は小さいので、他の場所で使った余り物の材料、例えばエコカラットやキッチンパネルや床材などを使って、コストを掛けずおしゃれに仕上げることもできます。また、ビニールクロスであれば、奥の面だけ違う色や柄を使う方法もあります。
ニッチは、壁の厚みを生かした奥行約10㎝のくぼみです。飾り台や収納場所として活用できます。様々な建材メーカーからも発売されていますが、大工さんや家具屋さんによるオーダーメイドでも作ることができます。せっかくつくるのであれば、工夫しておしゃれに活用したいですね。
今回はここまでです。