何センチがベスト?我が家の〇〇cm

何センチがベスト?我が家の〇〇cm

何センチがベスト?!家づくりでは細かな決め事がいっぱい。何センチにしたらいいか迷ったらご参考までに!
こだわりふくろう
 

こんにちは「理想の家づくり」の福来朗です。
今回は、数字にごだわったお話です。
家づくりの中でも、使い勝手にかかわるお話になりますので、ご参考にしていただければ幸いです。

 

今日のキーワード

一般的 ・ 自分にあったサイズ

家づくりを始めると、決めることがたくさん出てきます。
中でも、高さや幅を決めるときは、一般的な数字を基準に一般的なものに決めることが多いと思いますが、一般的なものが自分にぴったりとは限りません。
後悔しないためにも、自分にあったサイズできめてくださいね。

 

我が家の〇〇cm

基礎の高さ(家を支える土台の部分の高さ)

我が家は、50cm
一般的には40~45㎝(法律上は30㎝以上)ですが、少し高くしました。
土地の高さを上げる(土を盛る)のと基礎の高さを上げるのとでは、かかる費用が全然違ってきます。
我が家は、基礎の高さを上げる浸水対策をしました。

ポイント
基礎の高さは、洪水や津波を想定して高さを想定しては?(参考サイト:全国ハザードマップ
基礎の高さは、融資基準で「○○㎝以上」と決められている場合もあるので要確認

 

トイレの幅

我が家は、幅125cm
幅80cmが一般的ですが、老後のことも考えて少し広めにしました。
まだトイレに一人でいけない小さなお子様がいる場合も、窮屈な空間にならずに、トイレトレーニングができます。

 

天井高

我が家は、リビングダイニング260cm、その他居室250cm
リビングダイニングは、吹抜けや勾配天井にしたかったのですが、光熱費のことも考えて、できるだけ天井高を高くすることで広い空間にしました。一般的な高さは240cmです。少し高くしただけなのに、実際より部屋が高く広いように感じ、ちょうどよい開放感です。
各居室は、もう少し低め(220cmくらい)にすると、巣籠間があって落ち着く空間になったかなとも思います。

ポイント
子供室や寝室など居室を2階に配置する場合は、階高を低くすると、建築費や光熱費の削減になります。子供室や寝室などの各居室に開放感は必要?でしょうか?天井高も検討項目の1つに!

 

建具の高さ

我が家は、200cm(一部収納230cm)
来客のあるリビングダイニングは、ドアと収納ドアすべて200cmでそろえています。高さを統一することでスッキリ整った空間となっています。
各居室の収納ドアだけは、高さ230cmにしています。他の人が出入りすることはほぼないので、ドアと収納ドアの高さのちぐはぐよりも使い勝手を優先しました。
建具は、DAIKEN・ハピア。

ポイント
建具の高さが高いほど高所のモノが出し入れしやすいですが、見た目も大事なのでパブリックスペースとプライベートスペースで高さを変えるなどの検討を!

 

コンセントの高さ

我が家は、床から30cm
一般的には、床から25cmの高さに設置することが多いようですが、5cm高い位置に設置しました。
ちょっと高くない??高すぎるとコンセントが目立つんじゃない??と思われるかもしれませんが、生活してみると全く問題なし。最初は、気になりましたが、すぐに気にならなくなりました。コンセントの抜き差しがむしろ快適です。特に、年配の方は腰をかがめての動作がしにくいものですが、この高さなら使いやすいと思います。床から30cmはおすすめ(もう少し高くてもいいかも!)
コンセントはアドバンスシリーズ。とっても気に入ってます。

ポイント
壁の色とコンセントカバーの色に要注意!こんなコンセントは変ですよね。

 

寝室のテレビの高さ

我が家は、110m
あえて高めに設置しました。リビングは95㎝。寝室とリビングで高さを変えた理由は、寝室はベッドから寝転んでも見えるようにしたかったからです。
ポイント
テレビを見る状況によって、自分たちにあった最適の高さに!
寝室は場所をとらない+高さを自由に決められる壁掛けがおすすめ!

まとめ

高さや幅を決めるときは、提案された一般的なサイズで決めてしまうのではなく、一般的なサイズを基準に、もう少し狭くてもいい、もう少し広い方がいいなど、ご自分にあった最適なサイズを検討してみることをおすすめします。一般的なサイズが正解ではなく、ご自分にあったサイズが正解です。
そうすることで、より使い勝手の良い、快適な空間となるはずです。

 

 

こだわりふくろう
 

今回のお話はここまでです。