ファミリークローゼット ②

ファミリークローゼット ②

ファミリークローゼットって流行ってますよね?ファミクロともファミリークロークとも言います。家事動線を短くして、収納を楽にして、コストダウンも!でも、大事なポイントはいっぱい!
こだわりふくろう
 

今回は、ファミリークローゼットのメリットとデメリット・家事動線についてです。

 

今日のキーワード

家事動線 ・ スペース ・ 思春期は危険 ・ 配置場所

ファミリークローゼットのメリット・デメリット

人気のファミリークローゼットにもメリットとデメリットがあります。
よく理解したうえで、採用する!採用しない!を決めると、後から、「うちもこうすればよかった!」と後悔することもなくなると思います。

メリット

・衣類を収納するのが1か所なので、家事動線が短縮できる。
・部屋が片付く
・コストダウン
衣類を収納するのに、子供室 → 廊下 → 子供室 → 廊下 → 寝室という風に複数の部屋を周るのではなく、オールインワンタイプのファミリークロ―ゼットなら1部屋に入って収納しておわりです。ランドリールームなどの衣類を乾かす場所からファミリークローゼットを近くに設置すると、家事動線を短縮できます。通常のクローゼットとは違うので、窓を設置すれば通気もできます。また、リビングや個室に衣類やバッグなどの小物が散らかりにくくなります。さらに、建具の数が減ることで建築費が安くなります。各部屋にクローゼットを設置すると、クローゼットの数だけ建具の費用がかかりますが、ファミリークローゼットではせいぜいドアを設置するだけです。我が家に当てはめると、25万円くらいは安くなると思います。

 

デメリット

・配置場所が難しい
・渋滞
・思春期問題
通常、ファミリークローゼットは1階に設置すると思います。
クローゼットだと各部屋に配置しやすいですが、ファミクロだと4畳前後あるので配置場所が難しいです。特に、1Fに配置する場合は、1階の床面積が大きくなることがありますので、より難しくなります。
ファミクロ内で着替える場合は、朝の渋滞が大変です。特に、思春期の娘さんなどは、家族と一緒に着替えるのは・・・お父さんは気を使うけれども、早く家を出なければいけない・・・、でも娘が着替え終わるまで待たないといけない、、、こんな時に、お父さんが入っていくと最低でも1週間は口をきいてくれなくなります。浴室・脱衣室に次ぐ危険エリアになります。
教訓:思春期は危険

 

ファミリークローゼットの配置場所

ファミリークローゼットは1階?2階?配置場所をどうするか?考えることは2つです。

①部屋の広さ ファミリークローゼットを1階に配置するとLDKが狭くなるし、2階に配置すると居室が狭くなります。どちらを優先するかです。
②動線

朝起きる(2F) → 顔を洗う+朝食を食べる(1F) → 着替える人は、1階がおすすめ。
朝起きる(2F) → 着替える(2F) → 顔を洗う+朝食を食べる人(1F)は、2階がおすすめ。2Fにすると1Fが広くなりすぎないからです。

難しいけれどベストな配置場所は、脱衣場・洗濯機・干す場所のすぐ近くです。家事動線がかなり短くなります。
①②を考えても決められなかったら、洗濯物をたたむ場所と同じフロアにすると、衣類を片付けるのが楽になります。

こだわりふくろう
 

今回は、ファミリークローゼットのメリットとデメリットをまとめてみました。
次回は、ファミリークローゼットで着替える場合の注意事項についてお話しします。