コンセント①

コンセント①

コンセント選びで快適な生活!種類がいっぱい!意外と知らない「こんなコンセントも!」快適な生活にはコンセントのことをよく知って!
こだわりふくろう
 

【今日のキーワード】
     種類 ・ 高さ    

 

今回はコンセントの配置についてです。

 

家のことでいろいろと決めてきましたが、コンセントの配置の打合せまでくると終盤です。
「もう疲れたから、だいたいでいいだろう!」という風に決めると、住んでからの後悔が大きくなります。
コンセントや照明のスイッチは頻繁に使うものなので、日々の使い勝手や見た目も気になりますので、もう一度、気合を入れ直して考えて欲しいと思います。

種類

いきなりコンセントの配置計画を始めると後悔の元です。
こんなコンセントがあるなら、ここに付けておけばよかった!となります。
まずは、コンセントの種類を知ってください。

一般的なコンセント

2口・3口・4口のコンセント
一般的なのは、コンセントの差込口が2つある2口コンセント。たいていはこれで大丈夫だけど、テレビや家電製品には3口・4口必要な場合があります。

USBコンセント

USBがさせるコンセント
リビングで充電しながらスマホを操作したり、寝室の枕元で充電しながら寝たりするのに便利です。

有線LANコンセント

LANケーブルがさせるコンセント
広い家だとWifiでは動画などが遅延する場合があるので、有線LANコンセントがあると接続がスムーズです。特に、リモート会議やネットゲームなどの安定した接続が必要な場合におすすめです。

同軸コンセント テレビを見るために同軸ケーブルを取り付けるコンセント
床用コンセント

床に取り付けるコンセント
壁から離れた場所から電源をとるためのもの。

こまめにスイッチ付
コンセント

プラグを抜かずにスイッチ操作でON / OFF ができるコンセント
待機電力を簡単カット。エアコンのプラグを抜いておくと見た目が悪いので、差したまま節約できます。

かってにナイトライト

人や明るさに反応して点灯するライト付きコンセント
夜にトイレに行きたい時などの、照明をつけるほどでもないが、足元を照らしたいときにおすすめです。

マルチメディア
コンセント

テレビ・インターネット・電話・電源を一つにまとめたコンセント
テレビの近くにおすすめです。

一般用

USB

床用

マルチメディア

高さ

高さは一般的にはコンセントの真ん中の位置の高さで決めます。コンセントの上部や下部の位置の高さと思っている人もいるので打合せの際に確認してください。

コンセントの高さは以前はコンセントの真ん中が25㎝が多かったようですが、最近は30㎝が増えています。
理由は、コンセントの抜き差しの姿勢が楽になるからです。かがんだ状態でコンセントの抜き差しをする場合に、少しでも高い方が楽にできるからです。20代や30代の方だと違いに気づかないかもしれませんが、50代から60代以降になると、少しでも高い方が楽だと思います。ただし、高くしすぎると、見た目の違和感にもつながりますので注意してください。

コンセントの高さの目安

画像は大まかな目安です。家族で話しあって、家族に最適な高さを決めてください。

場所別のポイント

冷蔵庫

冷蔵庫に隠れる場所にコンセントを設置すると、ほこりがたまって火事の原因になることもあります。冷蔵庫の背面で冷蔵庫より少し上の位置にすると、目立ちにくく掃除も可能です。
※、冷蔵庫横がカップボードなら、カップボードの上にコンセントを設置するのもおすすめです。

テレビ

壁掛けの場合はテレビの裏に、テレビ台を設置する場合はテレビ台の裏に設置することでコンセントを隠せます。
壁掛けテレビにする場合は、コンセントの設置と金具用の下地の設置もお願いするようにしてください。

エアコン エアコンの上部の天井や、横の壁に設置する場合が多いです。
キッチン

キッチン自体にコンセントがついているものもあります。
電動の調理器具を使うときや、2人で調理するときにも便利です。調理中にスマホの充電ができるように近くに設置してください。離れていると通知音が聞こえないことも!

カップボード上

トースターや炊飯器やレンジ用のコンセントとして使います。
調理家電は消費電力が大きい製品がありますので、1つの回線だとブレーカーが落ちることもあります。使用する調理家電の消費電力を確認し、コンセントの数を調整しましょう。

作業台・カウンター上 アイロンやパソコンなど、電源を必要とするものを机の上で使うときに便利です。スタディスペースや勉強机も机の上にコンセントがあると便利です。

冷蔵庫の上

カップボード

カウンター・机

こだわりふくろう
 

今回はここまでです。
次回はコンセントのおすすめ事例と注意事項です。