部屋干しのキーワードはこれ!通気・換気・除湿

部屋干しのキーワードはこれ!通気・換気・除湿

部屋干しは乾かない!嫌な臭いがする!そんな方はこんな方法を試してください。部屋干しの方法をいろいろ紹介します。
こだわりふくろう
 

今回は、部屋干しの方法についてのお話です。
部屋干しは乾きが悪いですよね。特に梅雨の季節は洗濯物を乾かすのが大変です。
それに、生乾きの臭いがしたりするといやですよね。

 

今日のキーワード

通気 ・ 換気 ・ 除湿

衣類を乾かす大事なことは、空気や湿気を滞留させない通気、衣類から出た湿気を外に出す換気、機械的に部屋の湿度を下げる除湿を心がけることです。
効率よく乾かすコツは

  • 脱水時に乾いたタオルをいれる
  • 衣類を裏側にして干す(ポケットや縫い目などを表面にするため)
  • アーチ干しにする
  • 洗濯物と洗濯物の間を5㎝以上あける

 

衣類を乾かすポイント

通気

干す場所・晴れの日
サンルームなどの日当たりのいい場所


窓を2か所以上対角線に開けると通気がよくなり衣類が乾きやすいです。
窓を閉めっぱなしにすると、
服の水分が気化 → 湿度が上がる → 乾きにくくなる→ 生乾き+嫌な臭い となりますので注意してください。

2階の階段ホール

邪魔になりにくく、1階の窓を空気の入り口に、2階の窓を空気の出口になるように開けると通気性がよくなり衣類が乾きやすいです。
※、昇降式の物干しがおすすめ!上げ下げができるので通行の邪魔になりにくいです。

 

干す場所・雨の日
洗面脱衣室や浴室

来客時にも安心。目立たない場所なのでおすすめです。
除湿乾燥機や浴室乾燥機で機械を使って乾かします。

 

換気

衣類を乾かしていると室内の湿度が上がり、衣類が乾きにくくなるだけでなく、結露やカビの原因となる湿気がたまります。法律上、全ての新築住宅に設置するようになった24時間換気で、湿気を外に出すようにしましょう。

あると便利

室内物干し

ホスクリーン・
ホシ姫サマ

着脱式や昇降式があり、使わないときは目立たなくできます。
物干しスタンド

持ち運びができる物干し。一般的にはアルミ製とステンレス製があります。

アルミ製 ステンレス製
重さ

軽い

重い

耐久性

劣る

優れる

丈夫さ

劣る

優れる

価格

安い

高い

乾燥機器

ドラム式洗濯乾燥機 洗濯機に乾燥機能がついたもの。最近は省電力化がすすんでいます。
衣類乾燥除湿機


除湿と送風機能があり、キャスターが付いていて移動がしやすいものもあります。

浴室乾燥機


浴室に設置する乾燥機。換気、冷房、暖房など様々な機能があります。

布団乾燥機 布団の乾燥をするだけでなく、ダニ対策もできます。

通気する機器

シーリングファン 天井についていてぐるぐる回るプロペラのようなものです。部屋の空気の撹拌に優れています。
サーキュレーター


狭い範囲に直線的に空気を送る機械。少量の洗濯物を乾かすのに向いています。

扇風機 サーキュレーターよりも広い範囲に空気を送る機械。多くの洗濯物を乾かすのに向いています。

追記

  • お風呂の残り湯は洗いのみ、すすぎは水道水で!
    皮脂や雑菌などで臭いの元になります。対策として重曹をいれるといいでしょう。
  • 部屋干しは冬の乾燥対策に効果的。電気代を払って加湿器を作動しなくても、部屋干しで加湿できます。また、夏の部屋干しではエアコンを除湿(ドライ)モードにして、サーキュレーターなどの通気する機器を併用すると効果的です。
  • 全館空調は冬に乾燥しやすいので、乾燥対策としても部屋干しはおすすめです。
こだわりふくろう
 

今回のお話はここまでです。
次回は、我が家の部屋干しについてお話しします。