【今日のキーワード】
水に弱い ・ 縮む ・ シート
今回は、塩ビタイルのお話です。
塩ビタイルは安くておしゃれだから採用する家が増えています。でも、採用するときに見るのは、完成したすぐの新しい塩ビタイルを見て決めていますよね?塩ビタイルをおすすめしない理由とは?
SNSやネットには水に強いと書かれていることが多いけど、それはその時だけのお話。本当に水に強い製品は屋外でも採用されますが、塩ビタイルは屋内向けの商品。
縮む理由は2つあります。
1つ目、経年変化で縮む。主な理由は塩ビタイルが含んでいる可塑剤が気化します=体積が減る=縮む。という図式です。輪ゴムを置きっぱなしにしていると、輪ゴムの周りが黒くなっていませんか?それが可塑剤です。可塑剤は気化しやすいので塩ビタイルは縮みやすいです。
2つ目、水で縮みます。お店の入り口などで塩ビタイルやシートを貼っていると、出入り口のところだけ水に濡れて異常に縮んでいるのを目にしたことはありませんか?どうしても採用する場合は、水に濡れたらすぐに拭きましょう。

水に弱い

縮む
材質とタイルの層の構造によって2種類に分けられます。
ここでは、それぞれの特長だけお話します。
一般的にはPタイルと呼ばれることもありますが、Pタイルは商品名です。
30㎝角くらいの大きさが一般的です。
色数や柄数が多く、45㎝角くらいの大きさと細長いタイルが一般的です。
| 価格 | 割れ | 縮み | |
|---|---|---|---|
| コンポジションビニル床タイル | |||
| ホモジニアスビニル床タイル |
※1、どちらも縮むけど、より縮みやすいのはコンポジションビニル床タイル
※2,コンポジションビニル床タイルは、下地の少しの縮みや反りでも割れやすい
塩ビタイルが縮むとどうなるか?
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見た目 |
塩ビタイルの継ぎ目に隙間ができてきて、時がたつほど広がってきます。明らかに分かるほど広がります。 |
|---|---|
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下地 |
塩ビタイルの下地まで水が届くようになると、下地を腐らせたり、カビが発生したりします。見た目の問題よりもこの問題の方が重要です。 |
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掃除 |
隙間にゴミやホコリが入り込むとフローリングワイパーでは掃除できなくなってしまいます。 |


| 冷たい | とにかく冷たいです。塩ビタイルも塩ビシートも冬になると冷たくなってしまいます。部屋の温度を上げてもなかなか温まらないので底冷えしやすく、スリッパを履いても冷たいでしょう。 |
|---|---|
| Ⅱ型キッチン | Ⅱ型キッチンと塩ビタイルとの相性はよくないです。Ⅱ型キッチンは床が濡れやすいので水に弱い塩ビタイルはおすすめできません。 |
| メンテナンス | 定期的にワックス掛けをしましょう。塩ビタイルの上の層のワックスが汚れる→ワックスを除去→ワックス掛け というサイクルを作ると、いつまでもキレイ。 |



職人さんや内装のプロなら、塩ビタイルの特長を知っているから家の水廻りには採用しないでしょう。
安くておしゃれな塩ビ製品を選ぶなら、クッションフロアシートや塩ビシートの方がおすすめです。
今回のお話はここまでです。
