【今日のキーワード】
家具などの配置 ・ 種類
今回は、建具の特長ついてお話しします。
開き戸、引き戸などいろいろな種類のものがありますよね。それぞれにメリットとデメリットがありますので、ご自分にあった建具を選んでください。
建具の種類を決める前に、家具などの配置を決めましょう。
何となく決めてしまうと・・・
問題点 | 解決策 |
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引き戸の引き込み箇所に壁掛けテレビ・棚を設置できない。 | →片開き戸に変更 |
折れ戸とベッドとの距離が近すぎて使いづらい。 | →引き違い戸に変更 |
片開き戸の開けた箇所にニッチを設置できない。 | →折れ戸か引き違い戸に変更 |
このような変更ができない場合には、家具などの配置を変える必要がでてきます。
間取り図面に、家具、エアコン、カーテンレール、コンセントを描いてから決めると分かりやすいです。
建具の開け閉めの仕方で分類しました。
最もシンプルな建具。
メリット |
密閉性が高い。安い・シンプル・耐久性あり。 |
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デメリット |
開ける場所に人や物があるとぶつかる。 |
ポイント |
開け閉めする方向を考える必要あり。 |
スイッチ(照明) | ドアの取っ手側に設置することが多い。 |
メリット |
折りたたんで開けることにより、大きく開くことができる。 |
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デメリット | 開き戸と比べると、高価で耐久性が劣る。 |
ポイント |
開閉するときに、操作する位置によって、スムーズに操作できない場合がある。 |
メリット |
人や物にぶつからない。 |
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デメリット |
建具と建具を引き込むスペースが必要。 |
ポイント | 片引き戸の他に、引き分けタイプや引き違いタイプや3連戸もある。 |
スイッチ(照明) | ドアの取っ手側に設置することが多い。引き分けの場合はスイッチが少し遠くなる。 |
引き違い
引き分け
メリットとデメリットは引き戸とほとんど同じですが、引き戸とは違う特長があります。
特長 | ・上から吊るので床のレールが不要。(バリアフリーに最適) |
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・片引き戸のように壁の中に納まるタイプと、壁の側面に取り付けるアウトセットタイプがある。 | |
・アウトセットタイプはレールの上に埃がたまりやすい。 | |
・扉をレールで吊るタイプなので扉が揺れやすい。揺れるのを防止するものもある。 |
インセット
アウトセット