細かな指定 ここがポイント(照明・コンセント編)

細かな指定 ここがポイント(照明・コンセント編)

知ってこだわらないとずっと不便に!家づくりで毎日の「イラッ」を無くすためにも、細かな指定をしてください。まずは、照明やコンセントに関する細かな指定です。

今回は、忘れないでほしい照明やコンセントの細かな指定についてです。
かなり細かな話になりますが、気になり出したら毎日のストレスにもなります。これからずっと気になるのを考えたら、決めるのは何日かの間ですから、頑張って決めておきましょう。

照明

調光式

赤ちゃんへの配慮です。
夜に授乳するときに、照明のスイッチをOFFからONにすると、赤ちゃんにはまぶしすぎます。調光式の照明にすると、ほのかに明るくできるので便利です。ただし、ダウンライトは、調光式にしても直視するとまぶしいです。

調光式に

 

人感センサー式

暗くなってくると人を感知して、照明のONとOFFをしてくれる機能です。夜の帰宅時にカギを探すのに便利ですし、防犯対策にもなります。また、お買い物帰りで両手がふさがっているときに便利です。トイレなどでスイッチの消し忘れが多いと思う場所にもおすすめです。待機電力は1か所につき15円/月くらいなので、費用的に大きな負担になることはないでしょう。

 

ペンダントライト

ペンダントライトの位置を何となくこの辺りで!と決めてしまうと、ここにダイニングテーブルを置きたいのに、少し変えなければならない!ということにもなります。順番としては、ダイニングテーブルの位置をきちんと決めてから、ペンダントライトの位置をセンチ単位で決めることです。だいたいの位置で決めてしまうと、電気工事の職人さんによっては、指定された範囲内で設置しやすい位置に取り付ける場合もあります。補足ですが、ペンダントライトの大きさと設置する高さにも注意してください。私は座る際に頭をぶつけることがあります。

 

参考:照明の選び方 ポイントはこれ!

スイッチ・コンセント

片切スイッチと3路スイッチ

片切スイッチ 1つのスイッチで照明のONとOFFをする場合。一般的に使うスイッチです。
3路スイッチ 2つのスイッチで照明のONとOFFをする場合。階段の上下階などに。

3路スイッチにする場所は要チェックです。階段を3路スイッチにするのは忘れることはないでしょうが、ウォークスルー○○や回遊同線になっている場合に忘れがちです。階段のように上下階のどちらからでもスイッチがON/OFFできるように、ウォークスルー○○や回遊同線でもどちらからでも使い勝手がよくしたいですよね。

 

換気扇用スイッチ

タイマー式 スイッチをONにしてからOFFにする時間を指定できる

入浴後の浴室の換気に便利です。特に、窓のない場合は入浴後には換気しないとカビが発生しやすいので、時間を設定したうえでタイマー式のスイッチをONするといいでしょう。

換気扇遅れ停止スイッチ 照明のスイッチをONにすると自動的に換気扇のスイッチもONになり、照明のスイッチをOFFにすると、しばらく経ってから換気扇のスイッチがOFFになる。

照明のOFFと換気扇のOFFが時間差になるのがポイントです。トイレにおすすめです。

 

リモコンスイッチ

リモコンで照明を操作できて便利です。寝室におすすめです。

 

コンセント・スイッチ

一般的なものからおしゃれなものまで、数多くあります。せっかくの機会ですので、細かなところにこだわってみてください。
また、設置する高さにもこだわってください。
特に指定しないとコンセントの高さは床から25㎝くらいに設置することが多いです。
「ここに机を置いてアイロンがけをしよう」と計画してても、机のすぐ前にあるか?机の下の方にあるか?で使い勝手は全く違います。「ここに高さ○○㎝の机を置くので、座った状態でコンセントの抜き差しができるようにしてください。」と細かく指定してください。
壁掛けテレビの場合は、さらに細かな打ち合わせをしないとせっかくのおしゃれな壁掛けテレビが台無しになります。テレビやテレビ金具の大きさと取付け位置が決まらないと、コンセントをテレビ裏に隠せないからです。でも、家づくりの最初の段階で、ここまで打合せをするのは大変ですよね?そこで、「ここに壁掛けテレビを設置して、テレビ裏にコンセントを隠れるようにしたいので、打合せをしてからコンセントを設置してください。」と伝えてください。図面には、コンセントやスイッチの高さが記載されていないことが多いので、確認しておきましょう。

 

参考:コンセント①

 

収納内にコンセント

ロボット掃除機やコードレス掃除機用に、収納する場所にコンセントを設置してください。コンセントの設置を忘れてしまうと、掃除→充電+充電完了→掃除機を収納する。ということになり不便です。おすすめは、可動棚の1番下や納戸に設置することです。

その他

電気容量に注意

「大して使っていないのにブレーカーが落ちる」こうならないための対策です。
原因はおおむね2つあります。
(例)電子レンジ(15A)・炊飯器(7A)・トースター(12A)・冷蔵庫(2.5A)を使う場合
①配線の容量を超える
1つの配線での容量は一般的には 20A までです。20A を超えた場合に、ブレーカーが落ちます。
電子レンジ(15A)と炊飯器(7A)を同時に使うと、15A+7Aで 20A を超えるため、ブレーカーが落ちます。
コンセントは別々でも、1つの配線ならブレーカーは落ちます。
【対策】 安全ブレーカーの配線を分けることです。

 

②1つコンセントの容量は、15A までです。
トースター(12A)と炊飯器(7A)を1つのコンセントから使用した場合は12A+7Aで1つの配線の容量 20A は超えませんが、1つのコンセントの容量 15A は超えるのでブレーカーが落ちます。

 

キッチン廻りは、電気容量が大きい家電製品が多いので注意してください。

 

参考:コンセント③

 

分電盤の位置と高さ

「分電盤の位置はこの辺にしておきますね。」と安易に勧められて決めてしまうと、分電盤の前に家具を置いたら操作が大変。ブレーカーを戻すときに椅子を持っていくのが面倒。ということにもなります。おすすめは、奥行きの浅い収納内やウォークインクローゼットやシューズクローゼット内などの目につきにくい場所への設置です。そして、椅子が不要な高さ(手の届く高さ)がおすすめです。年をとってから、椅子の上に立って操作するのは危険ですし、地震のときに通電火災を防ぐため、避難するときにより早くより安全にブレーカーを落とすことができるからです。

高い所・届きにくい所は危険

  分電盤を収納の中に、床から160㎝の高さに設置

こだわりふくろう
 

今回のお話はここまでです。