リビング階段 あり? なし?

リビング階段 あり? なし?

おしゃれなリビング階段!だけでは後悔します。メリットとデメリットをきちんと知って、デメリットの対策をきちんとして後悔のないリビング階段にするためのお話です。

今回は、リビング階段のお話です。
玄関ホールや廊下に隣接して階段を設置していましたが、少し前からリビングに階段を設置するリビング階段が増えています。

 

リビング階段とは?

正確にいえばLDKにある階段ですが、リビング階段と呼ぶのが一般的です。リビング階段は大きく分けると2つのタイプに分かれます。

くっつきタイプ LDKに階段室がくっついて、LDKから廊下を通らずに直接階段に行けるタイプです。
吹き抜けタイプ LDKのなかに階段を設置するタイプで、少なからず吹き抜けができるタイプです。

くっつきタイプ

吹き抜けタイプ

メリットとデメリット

メリット 階段のための廊下を減らすことができ、コスト削減にもつながる。
階段下の有効活用ができる(収納やテレビの設置など)。

2Fから必ずLDKを通って家の出入りをするようになる。
来客時にはデメリットにもなるが、子供がいつの間にか出て行った・帰ってきてたということがなくなる。

家族の気配が感じられやすい。
階段室は暗くなりがちだけど、リビング階段は明るくしやすい。

【階段下の有効活用例1】

【階段下の有効活用例2】

デメリット 音や臭いがつたわりやすい。特にお子様が受験のときには気を使う。
空間が広くなるので冷暖房の効率が悪くなる。

来客時にプライバシーの確保が難しくなる。
せっかくの休みに夫婦でリビングでくつろいでいたら、いきなり子供が友達を連れて帰ってきた。パパはパンツ一丁、ママはスッピンといった場合。風呂上がりの突然の来客にも困る。

吹き抜けの階段だとベビーゲートの設置が難しい。特にスケルトンタイプだと階段の横からや裏からも対策が難しい。

解決策

くっつきタイプの場合

扉を設置すると、音・臭い・冷暖房の効率・ベビーゲートの設置が可能になりますが、来客時のプライバシー確保だけが難しいです。

吹き抜けタイプの場合

冷暖房の効率だけ対策が可能です。高断熱高気密住宅、全館空調やエアコンの適切な設置+サーキュレーターの設置、床暖房などです。サーキュレーターは、シーリングファンに比べて空気の撹拌能力は優れていて、天井付近に溜まった暖気を下へ、床付近に溜まった冷気を上へと撹拌します。音や臭いは、階段の配置場所によって少しはマシになる程度で、決定的によくなるまでにはならないでしょう。階段にベビーゲートを設置するのは難しいので、階段の周囲をベビーゲートで囲って、階段の近くには行けないようにするしかないと思います。

まとめ

リビング階段にはメリットもあれば、解決しづらいデメリットもあります。採用されるときには、「デメリットは把握した!でも、どうしてもリビング階段にしたい」という強い思いがあるときだけ、おすすめです。ただし、夜勤の方がいる場合で、生活が昼夜逆になるときは音が伝わりやすいのでお互いに大変です。特に、子供が夏休みや冬休みなどの長期休暇のときは大変ですので、注意しておきましょう。

こだわりふくろう
 

今回のお話はここまでです。