浴室選びのポイント

浴室選びのポイント

注文住宅での浴室選びを徹底解説(ユニットバス編)。浴室は決め事がいっぱい。しかも、汚れやすくてずっと使うものだから10年後、20年後を考えた浴室づくりを!
こだわりふくろう
 

【今日のキーワード】

  ショールームで体感 ・ 掃除 ・ 取り外し ・ タイマー機能    

 

今回は、気持ちよく、長く使える浴室選び(ユニットバス編)についてのお話です。
おしゃれな浴室づくりというよりも、お掃除のしやすい浴室づくりという視点でもお話をします。

ユニットバスとは?

浴室の天井・壁・床・浴槽などのパーツがセットで作られていて、それらを工事現場で組み建てる浴室のことをユニットバスといいます。あらかじめ作られているものの中から選ぶようになるので、細かな指定をすることはできませんが、各メーカーとも豊富な品ぞろえがあります。
ユニットバスのメリットは3つあります。

(1)金額 あらかじめ作られている製品の中から選ぶことになるので、一からオーダーメイドで作るよりも安くできます。
(2)安心 防水性や使い勝手など、初めての家づくりでも安心して選べるように、各メーカーは豊富な品揃えをしています。
(3)工期 工場で作られたパーツを組み立てるので、工期は1日・2日ですみます。

サイズ・浴槽

大きさや形状や色や質感はカタログの数字や画像だけでは分かりにくいです。ショールームで体感して決めましょう。

サイズ

主だったサイズは、下表の3種類です。一般的には1坪か1.25坪が多いようです。

0.75坪(1216) 1200mmx1600mm
1坪(1616) 1600mmx1600mm
1.25坪(1620) 1600mmx2000mm

浴槽

いろいろな形状の浴槽があります。半身浴のしやすい形状や、ゆったりともたれられる形状、使いやすさはそのままにして節水できる形状もあります。実際の浴槽で体感してみましょう。
ポイント!子供が小さいと親子で一緒に入ろうと大きめを選びたくなりますが、一緒に入ってくれる期間は短いです。一人で入ることも考えて選びましょう。

 

ショールームでできること
  • 商品の説明を受けることができる。
    汚れを落としたり、壁材を叩いて強度をしめしたり実演してくれることがあります。
  • 商品の色や質感を実際に見ることができる。
    カタログやモニターでみるよりも実際に見ると印象が変わることがあります。
  • 商品を触ることができる。
    実際に水栓の操作をすることもできます。床材や浴槽の滑りにくさを体感してみてください。
    特に床材は足ざわりを体験してみてください。

壁・床・排水口

なるべく掃除の手間が少ない商品を選びましょう。日々の掃除を少しでも楽にしましょう。最近のユニットバスはカビが発生しづらくなっていますが、窓を開けての通気や換気扇での換気をしないとカビは発生してしまいます。床は冬でも冷たくなりづらい商品を選びましょう。ヒートショック対策にもなります。壁はマグネットがくっつくタイプがおすすめです。メリットはもう少し読んでいただくとでてきます。

 

ドア

コスト 耐久性 掃除 非常時 ※1
開き戸 ※2 安い
引き戸
折れ戸 高い

※1、非常時は、ドアのすぐ前でヒートショックや熱中症などで人が倒れてしまった場合に、脱衣室側から浴室内にドアを開けて入りやすいか?ということです。
※2、開き戸は、内開き(浴室側)なので非常時にはドアを開けられない場合があります。内開きなのは外開きだと濡れたドアの水滴が脱衣室に落ちてしまうからです。

その他

カウンター

最近は付けない家が増えています。コストダウンと掃除が楽になるからです。

タオル掛け
収納ボックス

オプション品で壁に固定する商品よりも、マグネットや吸盤で固定できる商品にすることをおすすめします。掃除は取り外してできますし、商品が古くなって交換するときは自分でできます。自分で取付けられると交換だけではなく、選べる商品も増えます。メーカーのオプションから選ぶと高額になりがちですが、ネット通販やお店で買えるとなると、品数も多くなって安い商品を選ぶことができます。
※、壁が、マグネットのくっつくタイプかどうかを確認しておく必要があります。

照明 天井付けの埋込タイプがおすすめです。天井付けでも壁付けでも、でっぱりがあると汚れやすくなり、高い位置の掃除は大変です。
手摺 老後やケガをして体が不自由なときには、手摺があると浴槽に安全に入りやすいです。浴室の手摺は後付がしづらいので、家を建てるときに手すりを付けておきましょう。シャワーのバーが手摺になるものもあります。要チェックです。
フタ フタを付けない人もいます。入浴時間が家族でバラバラな場合は、フタをすると追い炊きをする回数が減らせて光熱費の節約にもなります。フタはカビの発生源となることもあるので、日頃の掃除や乾燥が大事です。
浴室テレビ 商品にもよりますが、5~10年程度で故障すると思った方がいいでしょう。浴室テレビを交換するときには手間代(工賃)がかかりますが、防水タブレットだと買い替えるだけで手間代(工賃)が必要ないので安く簡単に交換できます。

窓・換気扇 窓を付けるか?付けないか?問題。最近は、コストダウンと高断熱高気密化を考えて窓なしの浴室が増えています。しかし、窓なしにすると、浴室を乾燥させるためには換気扇でしか空気を入れ替えることができなくなってしまいます。窓を開けた方が浴室の乾燥は早いし、ずっと通気ができます。おすすめの窓は、ペアガラスの樹脂窓です。高断熱化ができ、さらに、すべり出し窓にすると、窓の周囲にパッキンが設置されているので高気密化もできます。よこすべり出し窓だと少々の風雨でも窓を開けられます。換気扇のスイッチはタイマー機能付きがおすすめです。時間を設定するとスイッチをONにしたままで、設定した時間が経過するとOFFになります。窓なしの浴室にする場合は特におすすめですが、窓ありの浴室にしても雨の日に換気扇をONにするのでおすすめです。
掃除 毎日使うところだから、清潔に使いたいですよね!掃除がしやすいように、継ぎ目の少ない凸凹の少ない浴室選びを心がけてください。どんなにおしゃれな浴室よりも、清潔な浴室の方が後悔しない浴室になります。

便利機能

お湯はり

  1. 予約:指定の時間にお湯はりできる
    だいたいの帰宅時間が決まっている人や子供の規則正しい生活ができるようにするために役立ちます。
  2. スマホ:専用のスマホアプリから遠隔操作でお湯はりができる
    「家に帰ったらすぐに浴室に入りたい」という人にはおすすめです。

 

※、お風呂の栓はお湯はりの前にきちんとしておきましょう。

ポイント

新築ハイに要注意

浴室テレビ・ジャグジー・肩湯などのオプションは最初だけ使って使わなくなることもありますし、費用がどんどん高くなってしまいます。

交換できるように

鏡・タオル掛け・収納ボックスなどは交換できるようにすると、掃除&交換が楽になります。シャンプーなどは置くタイプではなく、吊るタイプがおすすめです。置くタイプは、シャンプーなどの底面がヌルヌル汚れが付きやすいからです。

浴室乾燥機 vs 除湿乾燥機

浴室乾燥機:衣類の乾燥と浴室乾燥が同時にできるけど、故障したときの交換が大変です。
除湿乾燥機は:脱衣室などで衣類を乾かすだけだけど、故障したときの交換が楽です。
それぞれのメリットとデメリットを考えて選びましょう。

ガラス張り

メリット:おしゃれで開放的で、狭くなりがちな浴室を広く感じることができます。
デメリット:隣接した部屋を他の人が使いづらいし、水垢などの汚れが目立ちやすいので掃除が大変です。
メリットとデメリットを考えて採用しましょう。

さいごに

浴室は水を使う場所なので、どうしても汚れやすくなります。おしゃれな浴室も大事ですが、いつまでも清潔な浴室も大事なので、掃除のことを考えておきましょう。

 

こだわりふくろう
 

今回のお話はここまでです。