私の家づくり その⑤

私の家づくり その⑤

これがおすすめ!というのではなく、夫婦で話あって、自分たちにはこれがいいだろうと決めたことです。みなさんの家づくりの参考となれば幸いです。

今回が最後の私が自宅で工夫したことについてのお話です。
みなさんの家づくりの参考となれば幸いです。

 

こだわりふくろう
 

【我が家の家づくりのテーマ】

  • 設計のプロに教えてもらいながら納得の家づくり(住んでからを考える)
  • 安く家を建てても、メンテナンス費が高くなるのは嫌!トータルコストを考える(建築費+メンテナンス費)

㉘冷暖房器具

【考えたこと】
憧れの暖炉は、メンテナンスや薪の調達と管理が大変なので却下。
床暖房もいいけど、見えない箇所のメンテナンスや新品への交換に不安があったので却下。
全館空調は故障したときに、冬はストーブなどで緊急対応ができても、夏はどうしようもないし、費用も高いし、こちらもやはり見えない箇所のメンテナンスや新品への交換に不安があったので却下。
最終的に個別エアコンに。

 

個別エアコンの設置

LDKには小型のエアコンを2台設置。大型1台よりも購入費用と電気代が安くなり、2台で稼働する方が効きが早くなると考えたからです。エアコンは1台が故障しても、違う部屋に行けばエアコンを稼動できるので、故障したときにも安心です。

 

参考ブログ:全館空調 vs 個別エアコン!どっちを選ぶ?①/全館空調 vs 個別エアコン!どっちを選ぶ?②

 

㉙24時間換気

第3種換気を採用。
理由は、第1種換気よりも設置費用と電気代が安いから。メンテナンスが楽だからです。

 

参考ブログ:高気密住宅にも弱点が!24時間換気の選び方と思わぬ効果とは?

 

㉚カーテン

居室のみにカーテンを付けました。

ドレープカーテン 保温効果があるので寒さ対策になる。
レースカーテン

ミラーレースという光をとりいれながらも、外からは室内を見えにくくするレースカーテンを採用。自宅で実験しましたが、レースから50㎝くらい離れれば誰が立っているのかは分からない。
また、遮熱機能もあるタイプで暑さ対策。

カーテンレール

シンプルで壁と同系色の色にして目立たないように。
電気ドリルを持っているので、自分で注文 + 取付けをしたのでコストダウン。

レールだけ業者の方に付けてもらって、カーテンだけ自分で注文すればコストダウンできます。
ネット注文される場合には、採寸方法も載っているサイトが多いので参考になります。

 

参考ブログ:カーテン?シェード?何がいい?

 

㉛点検口

普段の生活では必要のないものですが、天井裏や床下の点検やメンテナンスや浸水時に必要になります。天井や床の一部を撤去するようなことは避けたかったので、納戸と脱衣室に点検口を設置しました。
我が家では床下の点検口に建築時に余った瓦やポリタンクなどを保管しています。

参考ブログ:点検口は必要です!

㉜ネットフェンス

ネットフェンスにした理由は

価格

他のフェンスに比べて安い。

地震対策

地震がおきても倒れにくいし、もし倒れても死傷事故までにはならないだろうと考えた。

防犯対策

周囲から敷地内が見えにくい方が泥棒に入られやすいから。
最近の泥棒は、スーツ姿で家に来て、インターホンをならし、不在だったら窓ガラスを割って侵入するケースがあるそうです。泥棒は作業をするときに周囲から見えるのを嫌がります。

通気

北面の通気が悪いとコケやカビが生えやすいから。

参考ブログ:泥棒が嫌がる家づくり

 

㉝家の裏側

家の裏側はほとんど利用することがないので、「防草シート + 砕石」にしてもらいました。
理由は、防草シートで草を生えにくくして雑草対策、砕石を敷くと歩くと音がするので防犯対策になるからです。また、コンクリートやタイルにするよりも安かったからです。

防草シート

砕石

 

㉞登記

自分たちでしました。登記の仕方を開設しているサイトを参考にすれば、一般の人でもできるものです。土地家屋調査士に依頼すると、建物と土地の表題登記で20万円近くかかるそうです。自分たちですると20万円近い節約になります。

 

㉟家電製品

テレビ・ブルーレイディスクレコーダー・冷蔵庫・オーブン・炊飯器・洗濯機・エアコンを買いました。
注意したことは、多機能なものと最新式のものにしないということです。
使わない機能にはお金を払いたくないのと、前の型の方が値段が安くなっているからです。
私の家のテレビを見て「これ1つ前の型のテレビ!」と気づく人などいません。最新式を買っても、少し経てば旧式になります。パナソニック製品には、「お部屋ジャンプリンク」という機能があり、1つのブルーレイディスクレコーダーで2台あるテレビのどちらからでも録画した番組を見られるようにしました。
買い方のコツとしては、まずはネットで金額を把握して、いろいろな量販店をまわることです。店によって値引きに差があったり、量販店の通販サイトよりも安くしてくれたりします。こういったことで、かなりコストダウンできました。

 

㊱家具

LDKのダイニングセットとソファは新しいものにしましたが、ベッドや服などを収納する収納ボックスは以前からのものを使っています。ソファは脚付きにしたので、ロボット掃除機がソファの下も掃除してくれます。「せっかくの新築住宅だから」とか「この際だから」といって、あれもこれも新しいものばかり買ってしまう「新築ハイ」に気を付けました。ベッドや家具類であれば、新しい家に移ってからでも買い替えはできるという理由で後回しにしましたが、今も買い替えはしていません。

感想

私は建築業界に25年以上いて、何百件と新築住宅に携わってきました。しかし、自分の家を建てるのを機に改めて勉強をしなおそうと、建築士の方を始め、様々な業種の職人さんたちにいろいろなことを聞きながら家づくりをしました。納得の家づくりができたと思います。建築工事は多種多様なので、全てのことを詳しく知ることは大変です。全体を見る建築士さんや各工事の専門家に話を聞くとタメになります。自分たちは1回目の家づくりでも、プロの方は数多くの家づくりに携わっていますし、メンテナンス工事をしていると家の20年後や30年後を見ているからです。また、様々なことを教えてもらうと、「これは必要、これは必要ない」という判断もできるようになります。不要なものにお金をかけるくらいなら、家族で旅行に行ったり、趣味にお金をかけた方がいいですよね。

ポイント
  • プロや詳しい人の意見を聞く
  • 自分たちにとって必要な機能だけに絞る

さいごに

私が新しい家を建てる際に工夫したことや気をつけたことです。
住む人によって正解は違うと思います。
このブログを参考にしつつ、プロの意見も取り入れて、みなさんが納得の家づくりができれば幸いに思います。

こだわりふくろう
 

今回のお話は、ここまでです。