今回は、シックハウス症候群についてのお話です。
今日のキーワード
気になる方は・・・。 ・ 24時間換気 ・ 新型コロナ
【今日のキーワード】
メリット ・ デメリット ・ ポイント
今回は、2階リビングのお話です。
メリットとデメリットをよく知ってから、リビングを1階にするか?2階にするか?を決めてください。
一般的な2階建ての場合は、1階にリビングを配置することが多いですが、1階に子供室や寝室等を、2階にリビングを配置する間取りのことです。
| 日当り | 住宅密集地の場合は、1階にリビングを配置すると日当たりが悪くなりますが、2階に配置することで、昼間いることが多いリビングの日当たりをよくすることができます。 |
|---|---|
| 通風 | 周辺の建物の影響を受けやすい1階よりも2階の方が、風通しがよくなります。 |
| 洗濯 | 2階に水廻り(洗面脱衣室・洗濯室など)をまとめ、ベランダを配置すると、洗濯をしてから干すまでの上下移動がなくなり楽になります。 |



| 視線 | 隣家とは1階と2階の配置を逆にする=隣家は1階、自宅では2階にいるので視線があいにくくなります。 |
|---|---|
| 耐震 | 家全体で考えると、LDKは一番の大空間が必要になります。1階に広いLDKを配置した場合、その上の2階を支えるのに柱や壁が少なくなり地震に対して弱くなってしまいます。しかし、1階には狭い空間(子供室・寝室・廊下等)を配置して柱や壁を増やし、2階のLDKはその上の屋根しか支えない構造になるので地震に強くなります。 |
| 買い物 | 特に、食料品を買ってきたときには、2階のキッチンまで運ぶと上下移動が増えて大変です。また、パントリーを設置して食料品をまとめ買いすると、何回も上下移動をするようになりさらに大変になります。 |
|---|---|
| 工事費 | キッチン・洗面・浴室などの水廻りが2階になってしまうと工事費が高くなってしまいます。 |
| 光熱費 | 給湯器からお湯を使う場所までの距離が遠くなってしまうと、長い配管を移動している間にお湯の温度が低くなってしまい、お湯をいっぱい使って光熱費が高くなってしまうこともあります。水道はなるべく近い場所にまとめて、給湯器から水道までの距離を短くするようにしましょう。 |
| 吹き抜け | リビングの上の階がなくなりますので、吹き抜けにすることはできません。できるだけ天井を高くしたい場合は、斜め天井が一番天井を高くできる方法です。 |
| コミュニケーション | LDKにいると、子供が帰ってきても外出するときにも顔をあわさなくなることもあります。 |



| 老後 | 年をとって足腰が弱くなってくると、2階への移動が大変になります。 |
|---|---|
| 防犯面 | 2つの不安があります。1つ目は、昼間に2階のリビングにいると、1階の窓を開けっぱなしにしづらいです。2つ目は、夜に寝るときに1階で窓を開けて寝ることです。昼も夜も1階リビングの方が、防犯上の不安が少なくてすみます。 |
| 搬入 | 大型家電や家具の搬入ができなかったり、割高になったりする場合があります。 |
| 暑い | 熱気は上に、冷気は下にたまりやすいので、夏場は2階が暑くなる場合があります。特に、防犯上の理由から、1階を閉めっぱなしにすると2階は暑くなりがちです。対策としては、24時間換気のスイッチをONにすることです。外出時の熱気対策にも効果的です。高断熱高気密住宅ほど、夏に家を閉めっぱなしにして時間がたつと暑くなりがちです。 |



| ・住宅密集地で昼間の日当たりをよくしたい、風通しをよくしたい人。 |
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・耐震性を高めたい人。 |
デメリットでお話した防犯面の克服方法です。
| ① | 1階の窓を高窓のよこすべり出し窓にすることです。さらに、窓の高さを人が入れないくらいの高さにすると安心です。 |
|---|---|
| ② | 1階の窓をたてすべり出し窓にすることです。窓の巾を人が入れないくらいにすると安心できます。住宅密集地にはおすすめの窓で、家と家との間を通る風を家の中に取り込むことが得意な窓です。よく採用される引き違い窓よりも風を取り込むことに優れています。 |


日当たりを意識しすぎて、LDKの天井に天窓を設置する人がいます。夏場は暑くなりすぎるので布やブラインドで塞ぎっぱなしになり、結局は雨漏りのリスクが高まりメンテナンス費が増えて後悔する人が多いようです。
2階リビングのメリットもあればデメリットもあるります。よく知ってから2階リビングを採用してくださいね。
また、デメリットの中には、知恵と工夫で克服できることもありますので、採用するならあきらめずに!
今回のお話はここまでです。
