ほどんど見た目は変わらない!ひと工夫でコストダウン

ほどんど見た目は変わらない!ひと工夫でコストダウン

家づくりで予算オーバーは避けたいですよね?そこで、見た目もさほど変わらない、ケチくさくない、あまり妥協もしたくないという要望をかなえるコストダウンの方法をお話しします。

今回は、見た目はほとんど同じでコストダウンする方法!のお話です。
家づくりで困るのが予算オーバー!妥協してコストダウンしなければいけないけど、したくない。そんなときに参考にしてください。

 

必要なモノを!(選び方編)

仕上げ材のグレードの見直し

フローリング

無垢材→挽き板→突板→合板 の順で安くなっていくのが一般的な価格帯です。

無垢 複合
無垢 挽き板 突板 シート
断面 全て木 表面が木(2㎜程度) 表面が木(0.5㎜程度) シート(0.1㎜程度)
木の質感 ◎ 全部 ◎ 厚い 〇 薄い ✕ 木ではない
価格 高価 やや高価 やや安価 様々
メンテナンス ✕~〇
収縮
△~✕ △~✕ 〇~△ 〇~△

 

※、価格は大まかな価格帯で、無垢であれば木の種類や品質、節のある無しでも価格は変わります。
商品によっては、シートの方が無垢よりも高くなる場合もあります。

 

最近は印刷技術も向上していますので、シートのフローリングでも本物っぽく見えるものもあります。ぜひ、ショールームに行くなどして、現物のフローリングを見て・触って体感してみてください。やはり本物は本物です。

 

ビニールクロス

個人的には、漆喰の方がビニールクロスに比べると、高級感や何とも言えない雰囲気があり好きですが、ビニールクロスは、漆喰より安く、機能性が豊富なのでよく採用されています。
ビニールクロスには中級品と量産品があります。金額は量産品の方が安いので、見た目も耐久性も変わらないのだったら量産品がよくないですか?白無地にしたい場合は、量産品のカタログで探してコストダウン!気に入るのが無ければ、中級品のカタログを見るようにするといいと思います。

 

住宅設備は必要な機能を見極める

キッチンや浴槽やトイレなどの住宅設備は便利な機能がいっぱいですが、使わない機能もいっぱいです。使わない機能にはお金をかけない!使う機能にお金をかける!ようにすればコストダウンになります。必要か?不要か?をよく見極めましょう。

必要なモノを!(使い勝手重視編)

クローゼット

クローゼットには、枕棚+ハンガーパイプ+衣装ケースがおすすめです。普段は目につかない箇所なので、見た目よりもコストダウンと実用性重視で!据え付け家具にするよりも衣装ケースにした方が、今後の衣装の増減にも対応しやすいです。

枕棚 + ハンガーパイプ

収納ケース

収納やパントリー

据付家具にするよりも可動棚がコストダウンになります。据付家具だと取付け位置などの変更が簡単にはできないので、片付けながら棚の位置を変えたり、後々に収納するものが変わっても棚の位置を変えたりできる可動棚の方が、可変性という点でも優れています。目立たない箇所はコストダウン+実用性を重視してはいかがでしょうか?

壁掛けTV

以前は、TVボードにブルーレイディスクレコーダーやCD・DVDなどを置いていましたが、動画配信サービスや外付けHDDがコンパクトになっていますので、思い切ってTVボードをやめて壁掛けTVにしてはいかがでしょうか?TVボードよりもTV金具の方が安い+地震対策+掃除が楽+部屋が広くなるなどのいいことずくめです。ただし、壁掛けTV設置用の下地の設置や、配線が見えないようにコンセントをTV裏に設置するなどの場合には、担当者との事前の打ち合わせが必要です。

下地の設置・配線計画

コンセント

玄関・廊下・階段のコンセントは、本当に必要か?と疑問に思っています。もともとは、掃除機を使うのに必要なことが一番の理由だと思いますが、ロボット掃除機やコードレス掃除機だと不要ではないでしょうか?めったに使わない箇所は延長コードを使ってみては?コンセントが無い方がコストダウンだけでなく見た目がスッキリします。ちなみに、我が家の玄関ホールと廊下のコンセントは1回も使ったことがありません。

オプションの見直し

オプションは高いので、自分で購入できるものは自分で購入して後付けにしてはいかがでしょうか?
特に浴室は、浴槽とシャワー以外のモノは自分で購入+取付けをすると、コストダウンだけではなく、掃除をするときは全て取り外して掃除をし、古くなったら自分で交換もできます。鏡・収納・タオル掛けなどはぜひ検討してみてください。浴室以外でも、オプション以外の代替品で可能な場合は代替品がおすすめです。

プライベート空間でコストダウン!

照明

LDKや子供室や寝室などの居室をダウンライトにするよりも、シーリングライトにした方がコストダウンになります。「でも、ダウンライトの方がおしゃれだからゆずれない。」という人はお客さんが来るLDKをダウンライトに、子供室や寝室はシーリングライトにしてはいかがでしょうか?
さらに、シーリングライトは、新築のときは量販店で買ってきて自分で付ける、交換のときも自分でできるから維持費もコストダウンになります。また、リモコン+調光機能が付いていることが多いので便利です。

建具の見直し

アウトセットドアや片引きドアよりも片開きドアの方がコストダウンにもなります。耐久性も優れていますし、掃除が楽です。アウトセットはレールの上部に、片引きドアは下のレールにホコリがたまりやすいです。収納は折れ戸にする家が多いですが、引き戸や開き戸に比べると故障しやすいです。
また、子供室や寝室などのプライベートルームの収納の建具をやめてロールスクリーンにすると、コストダウンだけではなく、収納内の通気性がよくなりますのでカビが発生しにくくなります。

開き戸

建具をロールスクリーンに

外構

出入口面などの人目につきやすい箇所以外は砕石にしてはいかがでしょうか?玄関周辺はお好みで、他は砕石にすると防犯対策にもなるし、コストダウンにもなります。できれば、砕石の下には防草シートを敷くと雑草が生えにくくなります。

究極のコストダウン!人件費0円

カーテンとカーテンレール

これらも自分で購入+取付けができれば、コストダウンできます。必要な工具はメジャー・電気ドリル・金鋸(かねのこぎり)です。ただし、電気ドリルはトルクが30N・m程度は必要です。トルク不足でビス止めができなかったら、先穴をあければ問題ないはずです。カーテンレールの取付けが不安であれば、カーテンレールだけ業者に発注して、カーテンレールの取付完了後にカーテンを採寸→注文→取付けを自分たちですればコストダウンになります。さらに、カーテンのヒダを2倍ヒダから1.5倍ヒダにするだけでもコストダウンになります。我が家は、ヒダを1.5倍ヒダにしただけで14万円もコストダウンになりました。DIYが趣味の人におすすめです。

庭造りはなるべくDIY

タイルやコンクリートは一般の人には工事は無理ですが、庭造りをDIYでしてはどうでしょう?
おすすめはグランドカバー!芝生やクラピアなら、住宅メーカーに依頼して土を入れてもらえればOK!庭づくりでプロと一般の人と差が付くのは最初だけ!後のメンテナンスで見た目は変わります。だったら、自分で庭造りをすればメンテナンスもしやすいですし、人件費は0円になります。

プロの目

窓の見直し

窓を付ける付けないや、窓の数(小窓の)が多すぎないかを見直してみましょう。部屋を明るくするために過剰になってはいませんか?東西面は太陽の高度が低いので、光が部屋に差し込みやすく、中連窓にしても掃出し窓と大きく明るさは変わらないですし、窓を少なく+小さくするほど気密性や断熱性に優れ、光熱費がお得になります。

ベランダ・ウッドデッキ却下

ベランダで服を干すよりも、今はランドリールームや乾燥機を採用する方が多いです。ベランダは設置費用だけではなく、メンテナンス費用もかかってきますし、雨漏りの原因にもなります。

最後に

どうでしょうか?「ここをコストダウンしたな!」とは気づきにくいコストダウンではないでしょうか?
1つ1つは、家全体からすると大きくはコストダウンできませんが、全体を見直すと結構な金額になると思います。