今回は、忘れないでほしいけど、忘れがちな細かな指定についてです。
住むのは自分たち、困るのも自分たちです。きちんと知って、後悔のない家づくりをしてください。
白色で無地の場合は、入隅でビニールクロスをカットし、ジョイントコークで処理した方が後々のことを考えるといいでしょう。入隅は、木材の伸縮や地震の揺れなどによって、シワができたり破れたりします。ビニールクロスを入隅でカットしておくと、ジョイントコークが裂けるだけで済み、ホームセンターでジョイントコークを数百円で買ってきて上から塗るだけで補修ができます。
また、ジョイントコークは、ホコリがたまりやすい箇所に塗ると、汚れてきれいには拭き取りができません。巾木とビニールクロスの境い目や、階段の斜めの巾木の部分に入れてあるのを目にしたことがあります。職人さんの言い訳としては、「すいてしまったので、きれいにするための処理だ!」という人がいますが、「すいてしまった」時点で、ミスだから貼り替えです。ジョイントコークを入れるかどうかの判断は、入隅と窓枠はいれる=ホコリのたまらない箇所、巾木や階段部分は入れない=ホコリのたまらない場所です。窓上の目に見えない場所は、ホコリで汚れてもめくれ防止にジョイントコークを入れた方がいいです。見えない場所なら、汚れ防止よりめくれ防止が優先です。
ロールスクリーンの生地やブラインドの色だけを決めて終わりではありません。部品の色、右と左のどちら側から操作するのか、操作方法をコード式やチェーン式などのどれにするのかを決めなればなりません。チェーン式は、1,000円くらい高くなるのですが、コードが切れにくいので、タテかヨコが1mを超えるのであれば、特におすすめです。指定しないとどうなるか?メーカー標準品になります。
これは自分たちだけではなく、担当者との打合せも必要です。隣の家が近い場合にお互いが見えてしまうとイヤですよね。そこで、隣とは窓の位置を横にずらすとか、タテにずらす高窓にするとかを相談しましょう。また、どうしても無理な場合は、ミラーレースカーテンを設置しておくと昼間は室内から外はよく見えますが、外からは中がほとんど見えません。サンゲツやシンコールなどのいわゆる国産メーカー品だと、窓に余程近づかないと人が立っていることすら分かりません。でも、日差しは差し込みます。また、すりガラスやステンドグラスやステンドグラスに見せるガラスフィルムもあります。

ミラーレースカーテン

ガラスフィルム
ほとんどは、施工業者まかせになっています。画像の左のような仕上げをよく目にしますが、右が正解です。左だとドアの枠が水を吸うと傷みが早いですが、右の場合だとタイルなので水に強いです。結構、多いです。
天井と床に必要です。天井裏や床下の点検や修理の際に必要です。点検や修理の際に、天井や床を壊してから復旧すると、工事の日数も費用も掛かります。1か所につき数千円くらいですので、設置した方がいいでしょう。また、点検や修理以外にも浸水した場合には床下への侵入が必要になります。また、床下の点検口は収納としても使えます。


参考:点検口は必要です!
「忘れてた!」あるあるです。自転車置き場を忘れずに。
車の室内の掃除やDIYに大活躍します。電気自動車を購入する計画があるなら、忘れずに!
めったに必要ないけれど、あった方が便利です。
水勾配とは傾斜をつけて、雨水などが自然に流れて水たまりができないようにする仕組みです。
建築工事と外構工事を別々の会社が行う場合に、水勾配を考えていない建築工事が行われることがあります。
水勾配を考えていないと
コンクリートが傷みやすい
シロアリ・カビ・コケが発生しやすい
水たまりができて、凍る・水はねがおきる
などの、弊害があります。忘れずにチェックしておきましょう。