トイレ対決①

どっちが正解?タンクレス vs タンクあり

こだわりふくろう
 

【今日のキーワード】

  メリット ・ デメリット ・ 誤解   

 

トイレ対決のお話です。
今回はタンクのありとなし、次回はトイレを浮かすフロートと床に置くタイプの対決です。

トイレを決めるときにはまずは、タンクがあるタイプのトイレか?タンクがないタイプのトイレか?を決めることになると思います。決めるときに役に立つように、今回はお話をします。

 

タンクありのメリット・デメリット

メリット

・タンクレスよりも数万円のコストダウン
・タンクから出る水で手洗いができるので、手洗い場を設置しなくていい分もコストダウンに
・断水時でも停電時でも使うことができる
 ※タンク内に水が無くなればバケツに水を入れて流すことになる

デメリット

・小さな子供には手が届かないので手が洗えない
・腰痛や年よりだと手が洗いにくい場合がある
・タンク内でカビが発生することもあるので、点検や掃除をする必要がある
・手を洗うと水がはねてタンクの裏を汚したり、カビが発生したりすることがある
 対策:こまめな掃除・窓を開けての通気・24時間換気のスイッチをONにするなどがある

タンクレスのメリット・デメリット

メリット

・見た目がスッキリとしておしゃれ
・掃除がしやすい
・タンクがない分だけトイレが広く使える
・タンクレスの方が使う水が少なくてすむ
・水道直結なので水がタンクに溜まるのを待つ必要がないため連続して水を流せる

デメリット

・手洗い場が必要になり、費用と場所が必要になる
・一般的な家のトイレのサイズ(80㎝×170㎝くらい)では小さな手洗い場しか設置できないので水はねがしやすく、壁や床を汚しやすい
※、洗面ボウルのサイズは25㎝×35㎝以上だと使いやすい
・水圧が低いと設置できない
・ウォシュレット部分の交換ができない

タンクレスの誤解

タンクレスだと断水時や停電時だと使えなくなると言われることがありますが、リモコンでの操作ができなくなるだけでトイレを使うことはできます。断水時だとバケツに入れた水で流せますし、停電時だとレバーやボタンを操作して流すことができます。
※、全てのトイレに当てはまるわけではないので、事前にメーカーのカタログやHPでチェックしてください。

比較

値段 手洗い 断水時 停電時 掃除 スペース
タンクあり

タンクレス

おすすめは?

タンクあり:安くて非常時に強い
タンクレス:高いけど見た目重視
ということを考えると、来客の多い1Fのトイレをタンクレスにして、家族しか使わない2Fのトイレはタンクありにしてはいかがでしょうか?

 

こだわりふくろう
 

今回のお話はここまでです。
次回はフロート式vs直置きについてお話しします。