今回は、私が自宅で工夫したことについてのお話です。
今回からは家の内部についてのお話です。家づくりの流れの順に記載していきます。
みなさんの家づくりの参考となれば幸いです。
【我が家の家づくりのテーマ】
室内をスッキリさせたいので、モノは収納の中に入れる「隠す収納」を採用しました。好きなモノやおしゃれなモノを見ながら生活できる「見せる収納」も考えましたが、掃除が面倒なので、見せる収納は却下しました。
収納のポイントは、使う場所に収納を設置して収納にしまうようにすると、移動が少なくてすむので片付きやすいです。忘れがちなのがリビングダイニングです。リビングに収納を設置する「リビング収納」がおすすめです。
我が家は、収納は多めに設置し、室内にものを置かないようにしたので、部屋が片付き広く感じる事ができます。ルンバも大活躍です。ルンバ基地を収納の可動棚の下部にして、忘れがちなコンセントも設置しました。
ウォークイン○○はしない
ウォークインクローゼットなどのように、収納に通路部を設置すると通路部の分が無駄になると思い、ウォークイン○○にしませんでした。その分コストダウンできました。
参考ブログ:クローゼット/リビング収納のすすめ!メリットと作り方
前の家の家事動線が長かったので、新しい家ではキッチン・洗面室・脱衣室・浴室・物干し(外部)を隣接して家事動線を短くしました。
洗面室と脱衣室は分けました。家族が入浴中に自分が歯を磨きに行くのは気を使うし、子供が思春期になると特に使いづらくなると思ったからです。また、ヒートショックの心配もあり、開閉式の室内用の窓をLDKと脱衣室の壁の高いところに配置し、開けっぱなしてエアコンが効くようにしました。
トイレの巾は一般の家では80㎝位が多いのですが、老後を考えて120㎝位にしました。手摺は必須ですが、我が家は洗面台に手を置けるので手摺を付けませんでした。
また、壁のすぐ向こうに人がいると思うと使いづらいので、トイレの壁の向こうは収納や廊下にしました。廊下やクローゼットを部屋との間にはさむようにし、トイレと居室が隣接しないようにしました。
参考ブログ:トイレ
リビングダイニングよりもキッチンだけ少し天井を低くして、緩やかなエリア分けをしました。ハッキリと区分けして調理中に孤立感ができないようにしました。
すべての窓を樹脂製でペアガラスにしました。理由は断熱性能です。寒冷地域ではないのでトリプルサッシまでは不要に思いました。北面は冷気を入れたくないから、寝室はゆっくりと寝たいから、すべり出し窓を採用しました。すべり出し窓は、パッキンがあるので引き違い窓に比べて外気が入らず、防音対策にもなるからです。
【参考】
たてすべり出し窓の特長 | 別名がウインドキャッチ窓というくらい風を室内に取り入れることに優れています。隣家と近い場合におすすめです。 |
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よこすべり出し窓の特長 | 開けていても雨が入りにくい。トイレや浴室におすすめです。 |
たてすべり出し窓
横すべり出し窓/すりガラス
参考ブログ:「とりあえず引き違い窓」はやめませんか?
我が家は、玄関ホールが暗くなりそうなので、玄関ドアやリビング入口のドアを採光ができるものにしました。
LDKは、ハイドアにして抜け感を出したかったのですが、LDKの窓と他の建具と同じに高さにして、高さのラインを統一しました。
部屋の入り口には、開き戸を採用しました。値段が安く、耐久性がよく、修繕が簡単です。間取りの関係上、開き戸の採用ができないところは、見た目のいい吊り戸も考えましたが、気密性と耐久性で勝る引き戸にしました。
収納扉は、折れ戸や開き戸よりは高くなりますが、使い勝手と耐久性を考えて、幅が1.7m以上の収納場所に3枚連動引き戸を採用しました。