少しでも楽に!住宅ローンの基本のキホン

少しでも楽に!住宅ローンの基本のキホン

お金は借りたいけど、返済額は減らしたいという人必見。返済額を少しでも減らす基本のキホンのお話です。
こだわりふくろう
 

【今日のキーワード】

  借りる前 ・ 借りてから   

 

今回は、住宅ローンの金額を減らすお話です。
ほとんどの人はお金を借りて、家を建てて、借りたお金を月々返済することになると思います。借りた以上は返さないといけないので、少しでも返済額を減らすお話をします。

住宅ローンの減らし方

住宅ローンを減らそうと考える時期は大きく分けると2つになります。
① 借りる前  ② 借りてから

①借りる前・・・

返済額を減らす

頭金 貯金に余裕があれば、手持ち資金から建築費の一部を支払うことができ、金融機関からの借り入れ金額を減らすことができます。借入金額を減らすことができれば、利子を減らすことができるので、建築費以外に支払う金額を減らすことができます。
補助金 勤務先や住んでいる地域から補助金を受けられる場合があります。住んでいる地域の補助金はHPから調べられますし、役所まで行って聞いてみるのもいいでしょう。HP以上のことが分かる場合もあります。補助金には申込み枠があって、必ずしも、申し込めば補助金をもらえるわけではない場合があるので、家を建てると決めたらすぐにチェックしよう。

キャンペーン 金融機関のキャンペーン期間中だと安くなる場合があります。候補の金融機関のキャンペーンは要チェックです。
住宅ローン控除 所得税を減らすことです。また、所得税から控除しきれないときは翌年の住民税から控除されます。住宅ローン控除のためには、長期優良住宅やZEH水準省エネ住宅などの住宅性能を求められることがあります。ここで、注意して欲しいのは、自分たちに必要な住宅性能を求めた結果、住宅ローン控除が受けられるのは正解ですが、住宅ローン控除を受けるために住宅性能をアップすることです。控除額<アップ額では意味が無いですよね。

利子を減らす

金融機関は1つではないので、いろいろな金融機関で比べてから借りましょう。調べる際の簡単な方法は、HPでシュミレーションをすることです。よく調べて実際に行く金融機関をしぼってから、相談をしに行きましょう。

② 借りてから・・・

返済が始まってから返済額を減らす方法は、繰り上げ返済と借り換えがあります。

繰り上げ返済

毎月の返済額以外に、住宅ローンの一部または全部を返済すること。

一部を返済する場合
メリット

住宅ローンの元金が減る
①期間短縮型:月々の返済額はそのままで、返済期間が短くなる。
※、期間短縮型の場合に返済開始からの返済期間が10年未満になった場合は住宅ローン控除が受けられなくなりますので、「10年」の期間をよく確認してください。
②返済額軽減型:返済期間はそのままで、月々の返済額が減る。

デメリット

手数料:繰り上げ返済する手数料がかかる場合もある。
対象外:住宅ローン控除の対象外となる場合がある。
手持ち資金:手持ちのお金が減ってしまい急な出費ができなくなることも!?

 

借り換え

お金を借りた金融機関Aとは別の金融機関Bからお金を借りて金融機関Aに返済すること。

注意点

手数料などの経費を比較しなで、金利が安くなるだけで借り換えをしようとすると借り換えた方がお得なのかどうかが分からない場合があります。経費は50万円はかかると思った方がいいでしょう。

さいごに

金融機関にお金を借りに行くのは体力的にも精神的にも疲れます。そんな時は、今後の返済について考えましょう。ひと頑張りで返済額が減るかもしれません!

 

こだわりふくろう
 

今回のお話はここまでです。