【今日のキーワード】
睡眠
今回はゆっくり眠れる寝室のお話です。
快適な睡眠ができるように考えてみてください。
朝日を浴びて起きたい方は、東面や南面に配置するのがおすすめです。日当たりを気にしない方であれば、北面や西面でもいいでしょう。ここで注意してほしいのは、夜勤の方の場合です。昼間に寝なければいけないので、なるべく玄関や道路から遠い配置がおすすめです。急な訪問や家族の出入りのときに睡眠を邪魔しにくくなります。
寝室と隣り合う部屋の間に、クローゼットをはさむと音対策になります。全く聞こえないようにはなりませんが、壁1枚よりはクローゼットをはさんで隣の部屋になる方が音が和らぎます。



すべり出し窓はいかがでしょうか?
一般的には引き違い窓を設置される方が多いようですが、すべり出し窓の方が窓にパッキンがあるので、すき間風や外からの音が入りにくくなり、高断熱高気密化になります。特に、北面や枕元に窓がくる場合には、すべり出し窓がおすすめです。夜勤の方は、シャッターを設置すると昼間に寝室を暗くするのに効果的です。遮光1級のカーテンよりも暗くなります。


光や色が調節できるタイプやベッドからON/OFFできるリモコン付きのものもあります。ダウンライトの場合は、照明が頭上にあるとまぶしいので、ベッドとダウンライトの配置に注意してください。他にも、間接照明や電気スタンドなどもあるので検討してみてはいかがでしょうか?
暗くして寝たい方や夜勤の方には、遮光性のあるカーテンがおすすめです。遮光1級のカーテンにするとより暗くなります。映写室にあるカーテンと同レベルの遮光性です。
エアコンの設置場所に気を付けましょう。エアコンの設置場所が頭上付近にあると、風が直接顔にあたり、のどを傷めたり、肌が乾燥したりしてしまいます。どうしても風があたる場合は、足元にあたる方がおすすめです。
風が足元にあたるように設置した場合、布団で温度調節ができます。また、冬に暖房をかけるときは、暖気は上にたまりやすいので、風向きを下にした方が効果的です。風を下に向けると足元が暖まり寝付きやすくなります。


「真っ白や派手な色や柄よりも、寝るための部屋なので落ち着いた淡い色がおすすめだ」という意見を耳にすることがあります。個人的には半分賛成で半分反対です。落ち着いた淡い色も賛成ですが・・・、
毎日見るのに何色にしてもそんなに気分が高ぶる?
真っ暗にしたら天井や壁は見えない。
というのが半分反対の理由です。
おすすめは、寝室は家族以外の人が入ってくることはまずないので、人目を気にしないで思い切って自分好みにするべきだと思います。
一般的には天井の高さは2.4mが多いのですが、寝室で立った状態でいることはほとんどないので、思い切って天井高を低(2.2~2.3m)くして巣籠もり感をだしてみてはいかがでしょうか?
建築費やエアコンの電気代も少し安くなるはずです。
枕元にニッチを設置しておくと、スマホや眼鏡などちょっとした物を置いておくのに便利です。コンセントもあると充電に便利です。枕元が外壁面だとニッチが設置できない場合があります。そんな時は奥行きが10㎝程度のカウンターがあるとニッチのかわりになります。


寝室と同じフロアにある方がいいと思います。特に老後には便利だと思います。ただ、寝室の壁のすぐ裏側がトイレだと音が気になりますので、クローゼットや廊下を間に挟むと音をやわらげてくれるので、間取り計画のときには注意しておいてください。
カーテンレール・建具・エアコンの設置に際してお互いが干渉する場合があります。
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会員の建築士さんに相談してください。
私だったら最低限の希望だけを伝えて、「あとはお願いします。」と言ってお任せにします。


寝室はプライベートゾーンですから、コストダウンするにはおすすめの部屋です。
・天井高・・・高さを低くして、建築費や光熱費をコストダウン。
・建具・・・クローゼットの建具を付けない、ロールスクリーンにするとコストダウン。
・照明器具・・・ダウンライトよりもシーリングライトの方が設置費用と交換費用の両方でコストダウン。


・内装仕上げ材・・・ビニールクロスの量産品程度でコストダウン。
・タイルカーペット・・・フローリングよりもコストダウンしやすい
※、タイルカーペットの傷みやすい順番は、①軽歩行用 ②中歩行用 ③重歩行用です。
安いのも①②③の順番ですが、私だったら、③の性能がある中から安いのを選びます。長い目で見るとお得です。
