リビング洗面 これもあり!

リビング洗面 これもあり!

リビング洗面?リビングに洗面??とにかく、リビングダイニングに洗面台を置くとちょ~便利。採用している家はほとんど無いけど、実はいいことだらけ。
こだわりふくろう
 

【今日のキーワード】

  リビング洗面   

 

今回は、リビング洗面のお話です。
リビング洗面と言ってもダイニングに設置してもOK!ダイニング洗面よりも言いやすいから「リビング洗面」で!

リビング洗面のすすめ

コロナ禍のときには、ただいま手洗いとして玄関洗面が普及しました。また、廊下に洗面を設置することも増えています。ここ数年の流れとして、洗面台は洗面室に設置するのではなく、流動的になっているようです。そこで、1つの提案として、リビング洗面もありじゃない??リビングやダイニングに洗面台を設置してみるのはどうでしょうか?

メリット

① コストダウン

洗面室を1つ作るよりも、リビングダイニングに洗面台を置いた方が建築面積が増えないし、建具を設置する必要もないのでコストダウンになります。

 

② 快適

全館空調の家でもない限り、洗面台を設置している部屋にエアコンを設置してはいないでしょう。夏は暑く、冬は寒いです。しかし、リビングダイニングだとエアコンが効いていると、夏や冬でも快適に洗顔・歯磨きなどができます。ダイニングテーブルでメイクするときにも、リビング洗面は役立ちます。

③ 食事

食事前や食事中など、手が汚れたときにサッと手を洗うことができます。特に、小さな子供がいる家庭だと便利です。子供の手が汚れて手を洗いに行くときに、壁やドアを汚す危険が少なくなりますし、何より近くて目が届くところで手を洗えるので安心です。

④ ただいま手洗い

ただいま手洗いというと、玄関やシューズクローゼットに洗面台を設置する場合が多いです。玄関から少し離れますが、リビングやダイニングを通って子供室に行くのなら、リビング洗面も便利です。リビングにいるときに子供が帰ってきたとき、子供が手を洗っているのを確認できます。

 

⑤ 脱衣室に入れない問題解決

洗面台を脱衣室に設置している場合だと問題があります。
・入浴中は使えない
・お客様を脱衣室に入れたくない(洗濯物を干していたらなおさら)
リビング洗面だとこんな問題も解決します。

メリットを5つあげましたが、実はデメリットもあります。

デメリット

食事中やテレビを見ているときに、ドライヤーを使うと家族には迷惑です。迷惑がかからないように時間をずらすなどしましょう。

設置のポイント

① 目立たぬように

洗面台が目立ってしまうと、おしゃれなリビングダイニングにしても台無しです。洗面台をおしゃれなものにして、リビングの目立たない場所に設置しましょう。どうしても目立ってしまう場合は、角に洗面台を設置して袖壁やルーバー(柱をいっぱい立てる)で目隠しをしましょう。おすすめはルーバーです。袖壁だと暗くなりがちですが、ルーバーだと程よい目隠しで日差しは入るので明るいです。

② 鏡なしに

鏡なしの洗面台は、袖壁やルーバーにしないで、洗面台より少し高めの腰壁がおすすめです。明るいし、目立ちにくいし、コスパもいいです。

さいごに

採用される家はほとんどありませんが、リビング洗面にはメリットがいっぱい!せっかくの家づくりなので検討だけでもしてみませんか?

 

こだわりふくろう
 

今回のお話は、ここまでです。