【今日のキーワード】
窓をずらした設計 ・ 建物の形状 ・ 東と西面は中連窓 ・ ミラーレースカーテン
今回は、部屋を明るくしたいけど、視線が気になる!を解決するお話です。
余程の広い土地でない限りは、隣家や通りからの視線と明るさを考えた家づくりをおすすめします。
視線と明るさを考えた家づくりでは9つのポイントがあります。家づくりでの順番にお話しします。
簡単で安く効果的にできるポイント⑥は絶対に採用して欲しいです。
設計をする建築士さんや担当の営業員によっては、家を建てる場所まで行って隣家や周囲の状況を確認したうえで、家の設計をしてくれる場合があります。隣家が建っていれば、窓をずらした設計が可能です。窓をヨコにずらすよりも、上下にずらした方がより効果的です。
コの字型・ロの字型の家です。コの字型だと正面からはよく見えますが、正面以外からの視線は気になりません。また、ロの字型の家だと、中庭の周囲は自分の家ですから他人の視線は気になりません。中庭からの光は上からの光なので、安定して明るい日差しが家の中に差し込みます。建物の形状で視線と明るさを考えた家づくりができます。


通りと1Fの床の高さがある程度違っていれば、中連窓にすると通りからは部屋の中の天井しか見えない場合もあります。「明るくしたいから掃出し窓!」という方は多いですが、案外、掃出し窓と中連窓を比べると明るさはほとんど変わりません。特に、東と西面は中連窓の方がおすすめです。日差しが低いから家の奥まで光が届きます。しかし、金額はきっちり違います。
高窓といって、天井付近に窓を付ける方法もあります。特に、隣家や通りに近い場合は効果的です。東や西面だと特におすすめです。また、天井面に窓を付ける天窓もあります。天井なので隣家とは視線があいようがありません。


最近の家は、昼間でも外から中が見えにくくなっています。Low-e加工のペアガラスが多いからです。シングルガラスと比べると全く違います。散歩したときに周囲の家を見てください。わざわざ、モデルハウスやショールームまでいかなくてもすみます。
廊下やトイレ・脱衣室・浴室などの小窓におすすめです。カーテン代が不要になり、コストカットになります。
昼間だけ効果ありです。レースカーテンを加工して外からは中が見えにくいのに、部屋には日差しが差し込みます。金額的には、一般のレースカーテンと同程度ですので、「高くなった」という感じはしないと思います。我が家のミラーレースカーテンでは、窓から50㎝離れて人が立っても、誰が立ってるかまでは分かりませんでした。日中はミラーレースカーテンを閉めていれば、これだけで視線の問題は解決です。
以前のミラーレースカーテンは、外から見ると生地がギラついていましたが、最近のミラーレースカーテンは気にならなくなったように思います。現物サンプルで確かめてみてくださいね。
昼間だけ効果ありです。しかし、外から見えなくしようとすると、通常のガラスとは明らかに見た目が違います。家が完成した後からでもガラスフィルムを貼ることはできます。住んでから「どうしても気になる!」という場合は、ガラスフィルムも検討してみてください。すりガラスに見えるガラスフィルムもあります。


常緑樹がおすすめです。常緑樹でも葉は全く落ちないわけではないですし、薪囲いのようにしないと、木の種類や成長具合によっては家の中が見えてしまいます。


塀で隠す方法があります。外からまったく家の中が見えないように塀で囲みます。この方法には、大きなデメリットが2つあります。1つはコストが高いことと、もう1つは防犯上よくないことです。塀で囲んでしまうと、泥棒が敷地内に入ってカギを開けているときなどが、全く見えないからです。


少し前によく流行りましたが、ずっと風雨と日差しにさらされているので木の傷みが早いです。早いと数年で傷みだし、10年もたないこともよくあります。ペンキを定期的に塗るなどのメンテナンスを心がけてください。
今は何も無くても、将来的には家が建つと考えて家づくりをした方がいいでしょう。しかも、隣は、めいっぱいあなたの家の敷地の近くに家を建てる場合もあるので、あなたの家は敷地の北寄りに建てるなどの対策をしておいた方がいいでしょう。
今回のお話はここまでです。
