【今日のキーワード】
メリット ・ デメリット ・ 体重制限
今回は、トイレのフロート式vs直置きのお話です。
フロート式は少し前から増えています。何となくで決めると後悔の元!きちんと理解してから採用しましょう。
タンクレストイレを床から浮かせて設置したトイレのこと。おしゃれで採用する人が増えていますが、いい事ばかりじゃないので少しだけお勉強してくださいね。
最大のメリットは見た目がおしゃれなこと。フロート式のトイレを設置するなら、トイレの下部に照明を設置して、よりおしゃれにするのもいいでしょう。
2つ目のメリットは掃除がしやすいことです。トイレは狭いのでどうしても床の掃除がしづらくなりますが、便器が浮いているので掃除がしやすいです。


1つ目のハイコスト:設置費用。
フロート式トイレは壁に固定してトイレを浮かせますので、浮かせるための補強部材と補強取り付け費用などで約15万円以上は高くなってしまいます。
2つ目のハイコスト:水道代。
直置きタイプのトイレに比べてトイレの使用時に流す水が多くなってしまい水道代が高くなってしまいます。
2023年時点では、TOTOとLIXILの2社しか国内メーカーではフロート式を取り扱っていません。直置き程はいろんな商品から選ぶことができません。
フロート式はタンクレストイレを浮かせているだけなので、タンクレストイレのデメリットもあてはまります。デメリットの詳細については前回のお話をお読みください。
参考:どっちが正解?タンクレス vs タンクあり
新築のときは壁から作りますので、設計の段階でフロート式にしたいことを伝えていれば設置ができます。しかし、住んでいる家のトイレをフロート式に変更する場合は、壁の状態などによっては設置できない場合があります。
TOTOやLIXILのフロート式トイレは、HPで耐荷重が公表されています。
このお話を掲載した時点でのそれぞれのHPの記載です。
TOTO:便器本体の仕様上限体重は224㎏(2.2kN)です。
LIXIL:重さ約220㎏を10分掛ける耐荷重試験もクリア。※便器のみの試験
ここで注意です。みなさんは、トイレを使うときに便器には座りませんよね?便座の上に座りますよね?一般的な便座は、100㎏程度を超える人が使用していると壊れやすくなるそうです。ショールームや住宅メーカーでトイレを決めるときは、便座の耐荷重をチェックしてくださいね。
フロート式に対して直置き式のトイレ(従来の床にくっついているトイレ)のお話になります。ほとんどの内容はフロート式トイレのメリットとデメリットの反対になります。
フロート式と比べると、2つの面でコストダウンできます。
①設置費用が安いことです。
壁に設置するための部材や設置費用が不要なのでコストダウンできます
②節水効果です。
使う水が少なくてすみますので、ランニングコストも安くなります。


大きく違うのは掃除のしやすさです。特に狭いトイレ程、掃除のしやすさで差が出てしまいます。
今回のお話で掲載すると、商品を改良した場合には間違った情報をお話することになってしまいますので、こちらも便座の耐荷重をショールームや住宅メーカーの担当者に確認してみてください。
フロート式と直置き式のどちらがいいというお話ではなく、どちらを採用するにしても、それぞれのメリットとデメリットを理解してから採用すると、後悔のない家づくりができると思います。私は、来客が使用することが多いトイレは見た目重視でフロート式、家族しか使わないトイレにはコスト重視で直置き式の採用をおすすめします。
今回のお話はここまでです。
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