難しい吹き抜け照明 ポイントはこれ!

難しい吹き抜け照明 ポイントはこれ!

吹き抜けの照明計画は一番難しいです。どうやってもデメリットがあります。受け入れられるデメリットの中から、自分たちにあった照明計画をしてください。
こだわりふくろう
 

【今日のキーワード】

 天井が高い ・ 危険な高さ ・ プランナーに依頼 

 

今回は、照明のお話でも吹き抜け限定でのお話です。
吹き抜けの照明選びは何かを妥協しなければなりません、その何かを把握したうえで決めると後悔のない照明選びができます。

吹き抜けの照明計画の問題点

吹き抜けの照明計画が難しい理由は、天井が高いからです。
天井が高いから起きる問題点は・・・、

①照明の数

天井と床の距離が離れているので、床付近の光は弱まってしまいます。通常の2.4mくらいの天井高の場合よりも、ダウンライトだと照明の数が多くなりますし、シーリングライトだと設置する部屋より広い部屋用の照明が必要になります。

②メンテナンス

通常であれば、3~4尺(90~120㎝の高さ)の脚立(簡単に1人で持ち運び可能)で照明の交換ができますが、吹き抜けの場合は、大きな脚立やハシゴが必要になってきます。場合によっては足場を組まなければなりません。業者に依頼すると割高になりますが、一般の人が作業するには危険な高さですので、プロに依頼しましょう。また、できるだけ耐用年数の長い照明を選びましょう。少々高くても、業者に依頼する費用を考えると、耐用年数の長いLED照明にした方が割安になりやすいです。

設置例

照明の設置場所を分けると3つになります。
1つは天井、もう1つは壁面、最後は天井と壁の両方に設置する複合タイプです。

天井に設置

ダウンライト 距離の離れた床付近を明るくしなければいけないので、どうしても数が増えがちになります。また、照明が切れた時の交換は2人必要だったり、足場を組む必要があったりして割高になりやすいです。
シーリングライト シーリングライトだけでは部屋が暗くなりやすいので、補助として周囲にダウンライトを配置することがあります。こちらも同様に、照明が切れた時の費用が割高になりやすいです。
ペンダントライト 天井からぶら下げて、好みの位置で照明を照らすことができます。天井から照明器具までの配線にホコリがたまることがありますし、地震の際は揺れて危険です。揺れが大きいと壁や梁にあたって傷めたり破損したりすることがあります。

壁に設置

スポットライト
ブラケットライト

壁や梁に付けるタイプです。このタイプは、床だけを照らすようにすると、天井が暗くなりやすいので、スポットライトの場合はいくつかを天井に向けることもあります。デメリットは、照明にホコリがたまりやすいことです。吹き抜けなので、2Fから見るとホコリが目につくけれど掃除がしにくいということもあります。ホコリは目立つけれど、アクセントとして濃い色を選ぶのか、ホコリは目立た無いように、白系を選ぶかはお好みに寄ります。

天井と壁に設置

メインを天井に、補助的に壁にも照明を付けます。この場合は、天井のメンテナンスと壁のホコリ問題の2つのデメリットが生じます。

注意点

注意点①

梁やシーリングファンがある場合は、照明の影響で影ができることがあります。特に、シーリングファンを作動させていると、影がちらつくので落ち着かない場所になってしまいます。この場合は、シーリングファンと照明の一体型にするか、シーリングファンから離して設置するか、シーリングファンよりも低い位置にブラケットライトを設置すると影ができにくくなります。

注意点②

カタログの表記の通りにはしないことです。天井高が一般的な高さでの表記ですので、吹き抜けの場合にはあてはまりません。プロのプランナーに依頼する方が安心です。照明メーカーによっては、HPやショールームで無料でプランを作成してくれます。平面図(間取り図面)が必要になります。

まとめ

個人的には・・・
吹き抜けの照明は、ダウンライトだとどうしても照明の数を増やさなければならないので、床に向けて照らすのは梁に照明を付けるか、ブラケットライトがいいと思います。天井に向けても照らさないと夜は寒々しい感じがするので、ブラケットライトで天井を照らすといいでしょう。天井に照明を付けない理由は、天井から床までの距離があるので、①ダウンライトを多数つけるとダサい②シーリングライトだと光が拡散しやすいので不向き③ペンダントライトだとコードにほこりがつくという問題と、照明が故障したときの交換費用が足場代などの問題で高額になるからです。