注文住宅は本当の比較見積り&安心

注文住宅は本当の比較見積り&安心

本当の比較見積り&安心で注文住宅を建てる秘訣!我が家は、本当の比較見積りの差額で、家具・家電製品・カーテン・監理費用がでてきました。
こだわりふくろう
 

【今日のキーワード】

  本当の比較見積りで9% ・ 安心 ・ セカンドオピニオン ・ ダブルチェック  

今まで、3パターンの家の建て方についてお話ししてきましたが、「理想の家づくり」がおすすめする建て方は、建築士事務所 + 建設会社の建て方です。
実は、私も「建築士事務所 + 建設会社」で家を建てました。

注文住宅の依頼先⑤  我が家の場合

私が注文住宅を建てる際に求めたものは2つ!
本当の比較見積りと安心です。

①本当の比較見積り

本当の比較見積りとは、建築士事務所で設計を行い、完成した1つの設計図書から複数の建設会社が比較見積りを行うことです。この方法だと、完成する家は1つ=品質を落とす競争(見栄えをよくして、建材の質をおとすこと)ができないので、価格競争ができます。
私の場合は、建設会社には比較見積りだと伝えていましたので、各建設会社とも安く見積りをしてくれていたとは思いますが・・・。

【結果】
我が家の建築金額は内緒ですが・・・。
本当の比較見積りで9%もの差額がでました。
9%と言っても、建築金額が2,000万円だと180万円、3,000万円だと270万円、4,000万円だと360万円もの差額がでます。我が家の場合は、差額で家具(ダイニングセット・カウチソファ)+家電(テレビ×2、冷蔵庫・調理家電)+カーテンを買ってもおつりがでました。

②安心

私の安心を分かりやすく言うと・・・、
安心=セカンドオピニオン + ダブルチェックです。

セカンドオピニオン

設計図書が完成していても、建築工事が始まると細かな打ち合わせがあります。建築にたずさわっていないと、「設計図書の通りに建てるだけだろ!」と言われそうですが、実際には、どんな家であっても、どんな公共施設であっても、どんな商業施設であっても、建築工事が行われるときには「細かな打合せ」があります。「いいようにしてください。」と言うと、たいていの方は、ウソをつかない範囲で材料の質をおとしたり、工事をラクにしようとしたりする場合があります。これを防ぐために、建築のプロである建築士に建設会社との打合せをしてもらいました。

【結果】
建築士さんからの確認は何度かありましたが、私が建設会社や工事をしている職人さんと打合せをしたのは、

・コンセントを取り付ける
高さ

「少し高めの位置にした方が年をとってからは使いやすいよ。」という提案をしてくれて採用しました。

・壁掛けテレビの下地の
位置

図面の場所から変更はないか?の確認でした。

・クローゼットのハンガー
パイプの高さ

「使う人の身長にあわせてパイプの位置を決めると使いやすい。」という提案をしてくれましたので、夫は少し高めに、妻は一般的な高さにしました。

の3点についてのみでした。

ダブルチェック

家づくりでは、様々な業種の職人さんが作業し、多種多様な建築材料が使われます。そうすると、人間のすることですから、ミスは起こりえますし、手抜きが行われる場合もあります。そこで、建設会社による自主点検以外にも、設計をお願いした建築士の方によるダブルチェックを希望しました。
【結果】
建設会社の社長は、工事現場に頻繁に来られるたびにチェックはしていたみたいですが、建築士の方によるチェックもありました(ダブルチェック)。建築士の方は、現場監督・大工さん・電気工事の職人さんと、よく打合せをしていました。おそらく修繕箇所もあったでしょうが、私が気付いた工事の修繕は1つだけです。もめることもなく無事に家が完成しました。

(修繕前、2cm前後の隙間あり)

これだと屋根からの熱気や冷気が屋根裏に伝わり、屋根裏から室内に熱気や冷気が伝わる。

(修繕後)

2㎝程度でもきちんと塞いで、熱気や冷気が伝わらないように修繕。

隠れてしまう場所は、工事中に指摘しないといけませんが、みなさんは仕事もあると思うので、ずっと工事中に監視していることはできませんし、建築のプロでもない限り分からないこともあると思います。そこで、設計をした建築士の方に、チェックしてもらってはいかがでしょうか?おすすめです!!

まとめ

家の品質の良し悪しは、「ハウスメーカーだから・・・」「地元の建設会社だから・・・」ということで決まるのではなく、「どのように建築工事をカンリするのか?」で決まります。
一般の方が分かりやすい工事業者のレベルの判別方法は、「現場が片付いているか?」だと思います。構造見学会などの施工中の物件が見学できる場合には、現場の片付き具合も見てみてください。みなさんの周りでも、勉強ができる人や仕事ができる人は、片付けができる人が多くないですか?建築工事も同じだと思います。

こだわりふくろう
 

家を建てることは、何もかもがはじめてのことだらけです。
一生に一度の経験です。みなさんも自分の家づくりを楽しみながら、勉強しながら、建ててみるのもよいのではないでしょうか?

 

私自身、完成した家には、非常に満足しています。
我が家は、建築士事務所 + 建設会社の建て方で大正解でした。

 

建築士事務所+建設会社の建て方に少しでも興味を持っていただいた方がいらっしゃれば、「理想の家づくり」のHPを覗いてみてください。

 

次回からは、家を建てるにあたって大切なこと、私の経験談などを掲載していきます。みなさんの家づくりのご参考になれば幸いです。